Chateau la fon du berger, Rouge
シャトー・ラ・フォン・デュ・ベルジェ 赤 オー・メドック クリュ・ブルジョワ
■ ワイン名:シャトー・ラ・フォン・デュ・
ベルジェ 赤

■ 原産国/地方:フランス/ボルドー地方

■ 原産地呼称:オー・メドック
 クリュ・ブルジョワ

■ ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン、
メルロー、プティ・ヴェルド

■ 畑面積: 20 ヘクタール

■ 平均樹齢:45年

■ 収量:50hl/ha


1983年にジェラール・ブジェがポイヤックから5キロ離れたサン・ソヴールで始めたシャトー。 ポイヤックにも同じ名前のシャトーを持つ。情熱と粘り強さを武器に土地を改良しながら、1988年にファーストヴィンテージをリリース。その後の成功を約束するヴィンテージとなった。栽培は伝統的なメドックの剪定法でエコロジーを考慮したブドウ栽培の実践。葉と房の間引きを実施し、HVE認証のレベル3を取得している。

醸造
ブドウは除梗し、6〜10日間かけてタンクに入れる。テロワールのポテンシャルを最大限に引き出すため、発酵は3〜4週間かける。熟成はフランス製のバレルで12ヶ月。新樽比率は30%。清澄は伝統的な方法で行う。

味わい
紫がかった暗い赤。ブラック・チェリー、焼きの軽い樽、ヴァニラ、革の香り。甘い果実の丸みがある。口中は重みがありシルキー。フィニッシュは心地よいタンニンが感じられる。ストラクチャーとのバランスが取れている。8〜10年寝かせると良い。

評価
ボルドー・コンクール2023 金賞 ('20)

ヴィニュロン アンデパンダン コンクール2023 金賞 ('20)

ヴィノス 91点 ('20)
「2020年はノーズがきれいに細部まで表現されており、オー・メドックで最もフローラルなもののひとつで、根底にミネラルがある。オークはきれいに溶け込んでいる。口当たりはミディアムボディで、ジューシーな黒い果実味、印象的なグリップ、フィニッシュへと続く余韻の深さがある。2020年のオー・メドックは素晴らしい。」

ジェームズ・サックリング 90点 ('20)
「カシスやブラックベリーの香りに加え、クルミや砕石のニュアンスもあるミディアムボディの赤。ドライな土のニュアンスもある。洗練された風味豊かなフィニッシュ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー。現在も魅力的だが、2024年以降がより良い。」