Chassagne-Montrachet Les Benoites AOC, Rouge
シャサーニュ・モンラッシェ レ・ブノワット 赤  
*ワイン名:シャサーニュ・モンラッシェ
レ・ブノワット 赤
*原産国/地方:フランス/ブルゴーニュ地方
*格付け:AOC
*ブドウ品種:ピノ・ノワール100%
(平均樹齢70年)
*栽培面積:1ha
*収量:43hl/ha
*年間生産本数:7700本
*醸造
 手摘みで収穫したブドウを、畑と選果台で厳格に選別し、完全に除梗。発酵に先立ち、コンクリートタンクで、8日間低温(8度)で前発酵、デレスタージュ(液抜き静置法)を一日に1〜2回施した後、野生酵母のみを用いて、より高い温度(26〜32度)で12日間温度調整をしながら発酵。この間ルモンタージュとピジャージュを一回ずつ実施。引き抜いてヴァスラン型搾汁機で圧搾したプレス果汁を加え、フランス製オークバレル(新樽比率20%)で10日間マロラクティック発酵を行った後、15ヶ月熟成。卵白で清澄、澱引きをし2〜3月にボトリング。

*コメント
 澄んだ輝くルビーのローブ、アロマティックで赤い果実とブラック・ベリーのわずかなヒントを備えた表現豊かな香り。味わいはバランスのとれた力強い上品な果実味が長く続く。15〜16度でサーヴィス。白身・赤身肉、ジビエ、チーズと相性がよい。

シャサーニュ・モンラッシェ レ・ブノワット 赤 2017 蔵元のヴィンテージコメント
紫がかったルビー色。スパイスと赤い果実のノート。エレガントな見事な骨格と繊細な余韻。ブルゴーニュ風フォンデュと相性がよい。

*評価
『アシェット2020年版』掲載のコメント シャサーニュ・モンラッシェ レ・ブノワット 赤 2017 1つ星★
「祝福された」土地にちなんで名付けられた広大なクリマで、かつて、モルジョに隣接する大修道院の修道士たちにより開墾された。ヴァンサン・バシュレはここで、7,000uに及ぶピノ・ノワールを栽培している。このワインには、チェリーやローズウッド、スパイスの強烈な香りがある。口に含めると、包み込むようでまろやか。上質な酸味とシルキーなタンニンに支えられている。飲み頃は2022年から2027年。 『デュセール・ジェルベ2016年版』 シャサーニュ・モンラッシェ レ・ブノワット 赤 2013 力強く凝縮した味わい。タンニンがよく溶け込み、複雑なブーケが赤い小さな完熟果実と甘草に交じり合う。個性のあるワイン。