＊原産国／地方：フランス／ブルゴーニュ地方
＊格付け：AOC マルサネ
＊平均樹齢：22年
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手摘みで収穫したブドウを全房発酵率80％で除梗し，3〜4日間タンクで前発酵。アルコール発酵中に2〜3度ピジャージュを実施。最低限の濃度になったのを確認してから圧搾。樽に移し，補酒，マロラクティック発酵のコントロールをし，果実味とタンニンを残すため，澱引きはするが濾過はしない。熟成後に瓶詰め。
＊味わいに関するコメント：
ガーネットのローブ。煮詰めた赤い果実のアロマ。バランスが取れた味わいは，ミネラル感と力強さが余韻に続き，堅固なワインの特徴的なタンニンが感じられる。 9〜10年は愉しめる。仔羊の骨付きモモ肉，チーズと共に。
『デカンター／2018年11月号』
ティム・アトキンMWが感銘を受けた
グレート・ヴァリュー ブルゴーニュ赤 トップ32
軽んじられるアペラシオンだとしても，これは上等な2015年物。威厳がありリッチで僅かに肉の風味がある。非常にスタイリッシュにオークを用い，威厳のあるタンニンの背骨が今後のさらなる進化と喜びを約束している。ベリーの果実が素晴らしく凝縮し，長く満足の行く余韻。2018〜2022が飲み頃。 ★91点（2015）
『ル・ギド・デ・アシェット・デ・ヴァン 2018年版』
・・・1981年以降，ドゥレイ家はブルゴーニュ公爵よりディジョン市内にある“クロ・デ・マルク・ドール”のメタイエ＝小作人という誇り高き資格を与えられている。AOC マルサネの村の一つ，クシェイで18haの畑を所有。2013年にはピエールとシュザンヌの2人の子どもが両親の元に加わった。
マルサネ“レ・シャン・ペルドリ”はフィサン側のアペラションで，南の高緯に位置する2.6haのクリマ。香りはブラックベリーとサクランボを彷彿させる。味わいは良いヴォリューム感と引き締まったストラクチャーがあり，バランスが取れている。樽がよく溶け込んでいるのがはっきりと分かる。
『ブルゴーニュ・オージュルデュイ 136号』
ブラックチェリー，芍薬，スパイスなどのリッチで複雑なアロマ。味わいは濃く，ヴェルヴェットを思わせる。グルメでジューシーな果実味。 ★16/20点
ブルゴンディア・コンクール2019 金賞（2017）
ブルゴンディア・コンクール2017 金賞（2015）
ブルゴンディア・コンクール2014 金賞（2012）
ブルゴンディア・コンクール2012 金賞（2010）