Vire Clesse Prestige/ヴィレ・クレッセ・プレスティージュ 白 *参考品
ワイン名:ヴィレ・クレッセ・プレスティージュ
原産国/地方:フランス/ブルゴーニュ
原産地呼称:ヴィレ・クレッセ
品種:シャルドネ100%
土壌:石灰質の泥灰土で粘土石灰岩
樹齢:97年
植栽密度:1ヘクタールあたり6,000本
生産量:1ヘクタールあたり61ヘクトリットル
*醸造
 3つの区画に亘る樹齢97年のブドウ樹由来。剪定の段階で1株に12房残るようにする。収穫後、除梗せず、自生酵母のみで、樽にて2.5ヶ月アルコール発酵。その後、容量228リットルのオーク樽(フランス産の新樽20%)で、選別された上質な澱を用いたシュール・リーで1年熟成。熟成の最終段階で澱抜きを1度行う。ろ過を施し、2019年9月26日に瓶詰め(2017VT)。ほぼ無風で非常に日当たりの良い区画で育ったブドウは、他の区画のブドウよりも熟成度と複雑性に優れているが、独特なテロワールの成分がオーク樽内での熟成で更に高められ、力強さとストラクチャー、そして非常に美しい香りを兼ね備えたワインになる。

 
 ヴィレ・クレッセ・プレスティージュのブドウ樹が植えられているのは、ブルニヨンとレ・カール、そしてブレシェンの3つの区画(←地図)だ。これら3つの区画の標高はほぼ同じで、東向きと日当たりも抜群、土壌も粘土石灰質と、区画の性質も類似している。なかでもブルニヨンはヴィレ・クレッセの一等地と言えるだろう。ブルニヨンはドメーヌ・アンドレ・ボノムDomaine Andre Bonhommeのヴィレ・クレッセ オール・クラス・ブルニヨンVire Clesse Hors Classe Brenillonsが造られている区画だ。オール・クラス・ブルニヨン2012年物は、ワイン・アドヴォケイトで90点を獲得していて、「洗練されたワイン」と評価されている。
 ヴィレ・クレッセ・プレスティージュは、樹齢の面でも他の有名なキュヴェに引けを取らない。アンドレ・ボノムの別キュヴェであるヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢70〜95年のブドウ樹由来。また、「ムルソーの神様」や「ムルソーの巨匠」と呼ばれるコント・ラフォンのヴィレ・クレッセも樹齢60〜70年だ。一方、ル・シェ・デュシェのヴィレ・クレッセ・プレスティージュに使われているブドウ樹は1924年に植樹され、その樹齢は何と97年だ。しかも、ブレンドではなく、100%使用。ル・シェ・デュシェのヴィレ・クレッセ・プレスティージュは、アンドレ・ボノムやコント・ラフォンの造る洗練された秀逸なヴィレ・クレッセにも引けを取らないワインといえるだろう。