Vire Clesse Quintessence/ヴィレ・クレッセ・カンテサンス 白 2017
ワイン名:ヴィレ・クレッセ・カンテサンス
原産国/地方:フランス/ブルゴーニュ
原産地呼称:ヴィレ・クレッセ
品種:シャルドネ100%
土壌:粘土石灰岩(石灰が主要)
樹齢:61年
植栽密度:1ヘクタールあたり6,000本
生産量:1ヘクタールあたり60ヘクトリットル
*醸造
 単一区画の樹齢61年のブドウ樹由来。剪定の段階で1株に12房残るようにする。収穫後、除梗せず、自生酵母のみで、15℃でコンクリートタンクにて2.5ヶ月アルコール発酵。その後、コンクリートタンクにてシュール・リーで10ヵ月熟成。ワインに上質な栄養がいきわたるようにしている。熟成の最終段階で澱抜きを1度行う。ろ過を施し、2019年9月26日に瓶詰め(2017VT)。石灰岩が主要な土壌由来のこのキュヴェにはミネラル感があり、新鮮さと同時にまろやかさと複雑さも兼ね備えている。ベルガモットのノートがあり、食事のお供に最適なワイン。



 ヴィロリの区画は、実はヴィレ・クレッセの中でも最良の区画と呼べる場所だ。ヴィレ・クレッセのブドウ畑の標高は200〜440mで、そのほとんどが250m前後に位置する。それに対して、ル・シェ・デュシェのヴィレ・クレッセ・カンテサンスの単一区画であるヴィロリの標高は370mだ。畑が高い場所にあることで、低地に多い雹による被害を免れることができ、安定したブドウ栽培ができる。また、丘の適度な傾斜のおかげで水はけにも適している。更に、標高が100m上がると気温は約1度下がるため、寒暖差のブレは低地よりも大きくなり、低地で造られるワインと比べてしっかりとした酸になる。では、ブドウ畑の標高が高ければ高い方が良いかと言えば、実はそうではない。ヴィロリよりも標高の高い畑だと、丘の山頂に近くなり、雲に覆われることが多くなり、せっかくの東-南東向きという好立地を活かすことができなくなってしまうのだ。適度な標高で太陽の恵みをたっぷり享受するシャルドネから造られる、しっかりとした酸がアクセントのヴィレ・クレッセ、それがカンテサンスだ