Puligny-Montrachet AOC, Blanc/ピュリニィ・モンラッシェ 白 2013
*ワイン名:ピュリニィ・モンラッシェ 白
*原産国/地方:フランス/ブルゴーニュ地方
*格付け:AOC
*ブドウ品種:シャルドネ
*コメント
 ドメーヌ・ルフレーヴの区画に隣接する“レ・グラン・シャン/Les Grands Champs”や,エティエンヌ・ソゼの区画に隣り合わせる“レ・メ/Les Meix”,ドメーヌ・ラモネとボワイヨの区画の間にある“レ・ザンセニエール/Les Enseigneres”など,村名格の8つの異なるクリマで栽培されたブドウのアッサンブラージュから生まれるピュリニィ・モンラッシェ。例年,醸造後,全生産量のなかから約20樽が,エティエンヌ・ソゼとオリヴィエ・ルフレーヴに売却されている。

 平均樹齢44年の手摘みした葡萄を破砕してダイレクト・プレスを行い,24〜36時間の前清澄を施す。その後,アリエ産のバリックに移して樽発酵・樽熟成させる。熟成期間は10ヶ月。熟成はシュール・リーの状態で行い,定期的にバトナージュを実施。マロラクティック発酵は完全に行い,新樽比率は20%。清澄は行わず,ごく軽く濾過して瓶詰め。

 花や新鮮なアーモンド,エキゾチック・フルーツを思わせる香り。良好なミネラル感を備えた口中は豊満で,ピュア。とても心地よいフィニッシュ。

*『ワイン・アドヴォケイト』(2016年1月掲載)
2014 ピュリニー・モンラッシェ 白 89点
昨年試飲した2013年物に比べて,2014年物は控えめな香りだが,口中はまずスライスした洋ナシの生き生きとした香り,そしてセイヨウスグリのタッチで力強い。生き生きとして広がりがあり,フィニッシュはややシャブリを思わせる。もっとアロマがあるとさらに口中の質を高めてくれるだろう。1年寝かせて何が起きるか見てみよう。

*『ワイン・アドヴォケイト』219号(2015年6月掲載)※ワイン・アドヴォケイト初掲載!
2013 ピュリニー・モンラッシェ 白 87点
ジャン・パスカル・エ・フィスのこのピュリニー・モンラッシェ2013は,ムルソーのようなブーケで,心地良い緊張感がある。背後には燻したクルミのヒントが感じられる。口中は繊細な酸味と共に塩気を感じ,青リンゴの香りがフィニッシュまで広がる。もう少し余韻が欲しいところがだ,それでも間違いなくきちんとしたピュリニー村のワインだ。