HOME >> 生産者情報 >> ペルスヴァル・ファルジュ(フランス/シャンパーニュ地方) 

↓INDEX↓
ドメーヌの概要
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畑・栽培について
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ペルスヴァル・ファルジュの所有する6つの区画
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シャムリィ村と区画の位置
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醸造について
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各種ガイドのコメント
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各キュヴェの詳細
◆ドメーヌの概要◆
代々モンターニュ・ド・ランスのシャムリィ/ Chamery1級畑(プルミエ・クリュ)に本拠を置くペルスヴァル・ファルジュは、現在5代目のブノワとイザベル・ペルスヴァル夫婦がドメーヌを運営している。元々ドメーヌにブドウが植えられたのは1800年頃で、1980〜1987年の間に本格的に植樹を開始。現在所有するブドウ畑は4.17ヘクタールで、6つのリュー・ディーからなる。年間生産本数は僅か25,000本という極小レコルタン・マニピュラン。
特筆すべきは、シャムリィの土壌。ドメーヌの畑がある丘の下部は粘土砂質土壌、中心部と上部は粘土石灰質。砂質のテロワールは水はけが良く、熟度の高いブドウが造られると言われている。ペルスヴァル・ファルジュのブドウは粘土質、砂質土壌の丘の上に植樹されているため、他では真似できない繊細で酸味のあるシャンパーニュが造り出される。ペルスヴァル氏曰く、『特に粘土砂質土壌に植えられたシャルドネは、白亜(チョーク)質土壌のシャルドネとは全く異なり、“酸味と甘味のバランスが完璧”』とのこと。また、各キュヴェに4〜5年にまたがるヴィンテージを絶妙にアッサンブラージュしており、熟成香を漂わせながらも、花の香りやフレッシュさを保つ、まさに通を唸らせるシャンパーニュと言える。
『アシェット』では2009年版から2016年版まで、8年連続星を獲得しており、そのアイテムはスタンダードのブラン・ド・ブランを始め、ミレジメ、トップ・キュヴェとバランスよく評価を得ている。また、『デュセール・ジェルベ』では、2010年版から最新の2015年版まで6年連続で2esグラン・ヴァン・クラッセに格付けされている安定感のあるドメーヌ。社内試飲でも、他のシャンパーニュでは中々見られない“酸味”にスタッフ一同大感動。ペルスヴァル・ファルジュのシャンパーニュはどんな料理にも合わせられること間違いなしの必須アイテムになるでしょう。
↓画像:ペルスヴァル夫妻↓
◆畑・栽培について◆
所有面積は4.17ヘクタールで、6つの区画でブドウを栽培している。栽培品種は、ピノ・ムニエ50%、シャルドネ35%、ピノ・ノワール15%。さらに、この土地の遺産や記憶を守りたい、個性あるキュヴェを造りたいとの願いから、2008年に古代品種のピノ・グリ(フロモントー)、プティ・メリエ、アルバンヌを0.35ヘクタールのリュー・ディーに植樹し、新旧品種の融合を試みている。
植樹比率は1ヘクタール当たり7,700本。平均樹齢は29年。1990年から環境に配慮したブドウ造りを行っており、リュット・レゾネ、草生栽培を行ない、除草剤は使用していない。2014年7月22日より、HVEレベル3(Haute Valeur Environnementale:環境価値重視)認証を取得済み。
※HVE認証について
この認証はフランス農水省公認のもので、2008年のグルネル環境会議で導入が決まり、2011年から制度として整えられた比較的新しい認証。認証の有効期限は3年で、3年毎にチェックが行われる。レベルは3段階にわかれており、ペルスヴァル・ファルジュが取得したのは最も厳しいレベル3。生物多様性、施肥、病虫害防除、水の管理の4つの指標が設けられており、生産者にとって認証取得は、持続可能な生産と消費を発展させ、日常的に環境や衛生に配慮した栽培を実施していることの証しとなる。また、販売時にHVE認証を謳うことができ、ボトルに認証ラベルを貼付することが認められる。初めてこの認証を取得したのは、元“クリュッグ”のチーフエノロジストがオーナーを勤めるシャンパーニュ“エリック・ロデズ”。2件目はボランジェ社、3件目はRMのヴァザール・コカール。ペルスヴァル・ファルジュでは、健康なブドウ造りを行うと同時に、生物多様性を重視しながらテロワールを守り環境とも共生していくという理念が一致すると考え、複数年に亘り準備を進めた結果、このHVE認証レベル3の取得に成功した。
↓画像:シャムリィの畑↓
◆ペルスヴァル・ファルジュの所有する6つの区画◆
 
リュー・ディ
の名称
面積 畑の向き 土壌 剪定 植樹年 栽培品種 植樹した葡萄樹の選抜方法
Chamery
シャムリィ
LA POTERNE
ラ・ポテルヌ
0.25ha 南・南東 コルドン 1993 ピノ・ノワール クローン
Chamery
シャムリィ
LES ROUILLATS
レ・ルイヤ
0.25ha 粘土 コルドン 1967 ピノ・ムニエ マッサル
Chamery
シャムリィ
LES GOULATS
レ・グラ
0.73ha
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0.35ha
北東 粘土 シャブリ 1997/1998/2001
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2008
シャルドネ
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プティ・メリエ
ピノ・グリ
アルバンヌ
クローン
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マッサル
Chamery
シャムリィ
LES LACS
レ・ラック
0.10ha 南・南東 粘土 コルドン 1973 ピノ・ムニエ マッサル
Chamery
シャムリィ
LA PUCELLE
ラ・ピュセル
0.50ha 北西 砂・粘土 シャブリ 1985 ピノ・ノワール クローン
Chamery
シャムリィ
LES SPECTRES
レ・スペクトル
0.95ha
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0.52ha
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0.52ha
南・南東 シャブリ 1982-1988 シャルドネ
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ピノ・ムニエ
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ピノ・ノワール
1/2クローン
1/2マッサル
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1/3マッサル
2/3クローン
◆シャムリィ村と区画の位置◆

       
↓画像:シャムリィ村の位置↓


↓画像:6つの区画の位置↓
◆醸造について◆
シャンパーニュの伝統的なコカール社製の4,000kgの圧搾機を使用し、果汁の流れを目で追いながらブドウを痛めないようゆっくりとマストとキュヴェを分ける。発酵は温度調整付のステンレス・タンクで行い、試飲をしながら必要に応じてマロラクティック発酵を行う。マロラクティック発酵の割合はキュヴェによって異なり、酸味や発酵の状態、理想的なアロマが抽出されているか、などを確かめながら丁寧に決めていく。熟成はステンレス・タンク、もしくは丸みと粘性を出すため、樽熟成するキュヴェもある。 樽はDRCやルロワ、コント・ラフォンなども使用しているフランソワ・フレール社製の樽を使用。ブルゴーニュの白ワイン用に2〜3回使用した樽を樽業者から購入している。動瓶は80%は機械で行うが、トップ・キュヴェの“ジャン・バティスト”はピュピトルに差し手動で行われる。また、今では殆ど見られなくなったポワンタージュという方法を実施している。これは瓶内熟成中の澱の詰まったボトルを手で振って澱を攪拌する方法で、手間がかかりすぎるため廃れてしまったが、ドメーヌでは澱の旨みと香味を引き出すために今でも実施している。




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