HOME >> 生産者情報 >> ロジェ・プイヨン・エ・フィス(フランス/シャンパーニュ地方) 

↓INDEX↓
ドメーヌの歴史
--------------------
ブドウ畑について
--------------------
醸造について
--------------------
各キュヴェの詳細
--------------------
各種ガイドのコメント
◆各種ガイドのコメント◆
『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2017年版』
・・・メゾン・プイヨンは1947年に創設された。畑はマルイユとアイに広がる。つまりピノが主体で,コート・デ・ブランまで広がっている。ロジェの孫であるファブリスが舵を取る。アイの畑に由来する100%シャルドネのレ・ヴァルノンというキュヴェと,マルイユ・シュール・アイに由来する50%シャルドネ,50%ピノ・ノワールのレ・ブランシアンが加わった。
控えめに補糖されたブリュットNV(2003年がベース)は,果汁の爽やかさと力強さが感じられ,レゼルヴ(70%ピノ・ノワール)は丸みがあり飲み易い。ブラン・ド・ブランは力強い。ロゼ・ド・マセラシオン(ピノ・ノワール)は心地良い果実味があり,ジューシーで繊細。見事な各キュヴェのコメントは次の通り:レ・ヴァルノン2008は輝きがあり熟成向き。レ・ブランシアン2009は果実味豊かだが,落ち着くのに時間がかかる。ソレラは1997から2010年のブレンドで,シュマン・デ・ボワ2008は果実味とやや酸化が感じられるが,緻密さがある。

『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2016年版』
・・・以前よりキュヴェを増やし、オリジナルなシャンパーニュを掲げしばらくぶりにこのドメーヌがガイドに戻ってきた。メゾン・プイヨンは1947年に創設された。畑はマルイユとアイに広がり、つまりピノが主体で、コート・デ・ブランまで広がっている。ロジェの孫であるファブリスは、妻のエロディと共に家族経営の畑を守っている。アイの畑に由来する100%シャルドネのレ・ヴァルノンというキュヴェと、マルイユ・シュール・アイに由来する50%シャルドネ、50%ピノ・ノワールのレ・ブランシアンが加わった。
レゼルヴは丸みがあり非常にフルーティー。2011と2012年ベースのピノ・ノワール70%のキュヴェ。クリスプで、バランスの良いマセラシオンによるロゼのジューシーさがある。アタックは非常に力強くフィニッシュは長い。ブラン・ド・ブラン・プルミエ・クリュ(マルイユ、トキシエール、アイ)はシャルドネが思い切り表現されている。複数年から造られるソレラは(1997-2009)、深みのあるマティエールが豊かに感じられる。フレッシュでボリュームがあり、シャルドネとピノ・ノワール各50%。フィニッシュはくるみの皮の苦味が少し感じられる。マルイユ・シュール・アイとアイの区画から造られるヴァルノン2008は、力強く香り高い。まだとても若いが、メントールを伴う酸味が感じられる。レ・ブランシアン2007は果実のバランスが取れたピノだ。

『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2013年版』
・・・プイヨン一族の歴史的ブランドであるロジェ・プイヨン・エ・フィスと,ロジェの孫のファブリスとその妻エロディがリリースしたブランド2Xoz(ドゥ・フォワ・オズ)を同じ住所にまとめることにした。2Xozは,ロジェの孫,ファブリス・プイヨンとその妻エロディが2004年にリリースしたシリーズだ。この新しいブランドは,家族のドメーヌの畑のセレクションに由来するもので,今のところ若い夫妻は熟成が進む区画で栽培されたピノ・ノワールを選り抜き,サッカロース(砂糖)とは全く逆のヘキソース(六炭糖)に属するグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)で構成されたブドウの糖分だけのドサージュという特徴を備えた1種類だけのキュヴェを手掛けている。そこから「ドゥ・フォワ・オズ」という名称が生まれた。
“ロジェ・プイヨン”のシリーズのなかで最もおすすめなのが,“ナチュール・ド・マルイユ(旧フルール・ド・マルイユ)”だ。シャンパーニュのエッセンス,コクがあって深遠な趣をたたえている。これは食事のためのシャンパーニュだ。“ドゥ・フォワ・オズ”は堅調に進化を遂げている。エレガントで非常にフルーティーな2004年物は最高のディジェスティフ。2006年物は繊細なレッド・フルーツのバスケットを思わせる。アロマという定義では,ロジェ・プイヨン・ブランドよりももっと明確だ。

 《評価》
  ◇2Xoz“ブリュット”2006:15.5/20点
  ◇2Xoz“ブリュット”2004:15.5/20点
  ◇ナチュール・ド・マルイユ   ◇ル・ブリュット・ヴィニュロン プルミエ・クリュ:14/20点
  ◇エクストラ・ブリュット 2003:14.5/20点
  ◆コトー・シャンプノワ プルミエ・クリュ 2007:14.5/20点

 《その他》
  ・赤:12.3ヘクタール → ムニエ(ピノ・ムニエ)24%,
ピノ・ノワール76%
  ・白:2.7ヘクタール → シャルドネ100%
  ・年間生産量:85.000本
************************************************************
『ル・ギド・ベターヌ&デソーヴ・デ・ヴァン・ド・フランス 2013年版』
・・・マルイユで著名なこのレコルタンが,当ガイドに初めて登場した。新しい世代が素晴らしいテロワールで生み出す,この上なくエレガントで精緻を極めたシャンパーニュ。

キュヴェ・ド・レゼルヴ“ブリュット”
 素晴らしいコクと,途方もないフローラルな香り。テロワール,そしてコミューンを脚色したタイプのワイン。壮大で余韻が長く,趣のある素晴らしいシャンパーニュ。 ★16/20点

ナチュール・ド・マルイユ
 出色のノン・ドゼ。コクがあって,やや樽の香りが感じられる。複雑かつ純粋,口当たりが良く,完璧主義者やマルイユ・タイプを望む全ての者を満足させるだろう。
★15.5/20点 Le Bonheur de tout de suite! 喜びのワイン
************************************************************




『ギド・デ・シャンパーニュ・エ・デ・ゾートル・ビュル 2012年版』
・・・ロジェ・プイヨンが大手メゾンにブドウを売却するのではなく,自社ブランドを発売することに決めたのは第二次世界大戦の終わりのことだ。1960年代に息子のジェームスがドメーヌを引き継ぎ,ブドウ畑を拡張し,醸造技術とともにワインの品質は向上した。 家族の未来を担う孫のファブリスは,現在RMであることに誇りを持っている。シャンパーニュ出身で,同じくワイン造りの家系のエロディ・デボルドと結婚したファブリスはデボルド=アミオーも率いている。4代目も生まれ,おそらくブドウ栽培の伝統を継承し,生産量も10万本に達することだろう。



ナチュール・ド・マルイユ
 最初,香り(とても新鮮な柑橘類やレモンのタルト)は慎ましいが,やがて,複雑で,メレンゲやスパイスなどのより豊かな香りになる。このシャンパーニュはビロードのようなテクスチャーと,フレッシュだがワインらしい風味と長い余韻を通して個性を主張している。スパイスやジャムのアクセントをもたらす泡は密に詰まっていて上品で,試飲を終えた時の満足感に完璧に結合する。素晴らしいRMシャンパーニュ。

キュヴェ・ド・レゼルヴ“ブリュット”
 藁や干草,果物のジャムやアカシアなどの香りを発散するリッチで巨大なオーソドックスなシャンパーニュ。泡の細かさは中庸で,口中はフレッシュ。豊満で素晴らしいハーモニー。

ロゼ“ブリュット”
 ピノ・ノワールと果物の種の香りによってワインらしい風味が際立った素晴らしいロゼ。口中ではチェリーの風味がやや煮込んだニュアンスと僅かな苦味とともに感じられ,噛み締めるような特徴をもたらし,フィニッシュはしっかりとしている。赤身肉の料理など料理にマッチするシャンパーニュである。

このガイドで,フラッグシップの“ナチュール・ド・マルイユ”が,ボランジェのグラン・タネなどと共に「最も心に残る10本のシャンパーニュの中の1本」に選出されました。
************************************************************

『ワイン・スペクテーター 2012年1月15日号』
《 特集:Small Champagnes Hit the Big Time
小規模生産者のシャンパーニュが大当たり 》

『ワイン・スペクテーター 2012/1/15号』の特集
《 小規模なシャンパーニュが大当たり 》で,
ガストン・シケ,ルネ・ジョフロワ,ピエール・ジモネ,
マルク・エブラール,ラルマンディエ=ベルニエ,
ジャン・ミラン,ピエール・ペテルス,ヴィルマールとともに,
ロジェ・プイヨンが「The Purist 純粋主義者」として紹介
掲載アイテムのすべてが,90-94ポイントを獲得


 ファブリス・プイヨン(掲載の時点で35歳)は,17エーカー(約6.78ヘクタール)あまりのブドウ畑を所有していたが,エロディを妻に迎え,さらに20エーカー(約8.09ヘクタール)のブドウ畑を所有するに至った。現在,ドメーヌは年間7,100ケースのシャンパーニュを醸している。タンク,テイスティング・ルーム,そしてカーヴはすべてマルイユ・シュール・アイの村に点在している。村には建造物が多く,大きな建物の確保や,小さくてもワイナリーとして機能するに十分な建物を集中的に確保することは,多くの生産者が直面している問題だ。

 夫婦が2004年にロジェ・プイヨンにおけるすべての事業を受け継いでからというもの,彼らは所有する畑に可能な限りオーガニック農法を実践しようと努めている。プイヨンは果汁の一部を発酵させずに残し,これをリキュールとして添加することによって,瓶内二次発酵を行っている。また,必要ならばドザージュ用のリキュールとしても使っている。なぜなら,彼ははからずも発酵させていない果汁が,たちの悪い問題を引き起こすものであると信じているからだ。ひいては,かつて好ましからざる泡をもたらしていた。

 ファブリスの父親が15年以上も前に造り始めたソレラ方式で醸される超弩級の“ル・ブリュット・ヴィニュロン”を除いて,プイヨンはシングル・ヴィンヤード(単一畑)の瓶詰めに重点的に取り組んでいる。フルール・ド・マルイユ(=ナチュール・ド・マルイユ)は,もっぱら自宅近隣の1-2エーカー(0.4-0.8ヘクタール)の区画に由来するキュヴェ。“2Xoz=ドゥ・フォワ・オズ”は,ドメーヌが所有する5つの最も価値ある区画の1つから生まれる(区画は年によって異なる)。
************************************************************
ウェブ・サイト「ル・ギド・デ・ヴァン・ド・シャンパーニュ(ジュリアン・ジカ・ドットコム)」
・・・ジュリアン・ジカ Julien ZIKA(*)が,ジェローム・コエッサン,アンドレ・ジャカールとともに,ファブリス・プイヨンを,《追随すべき3名のヴィニュロン》の1人に指名

*ジュリアン・ジカ:シャンパーニュのテロワールとワインに魅せられた熱狂的な愛好家。数年前からシャンパーニュ地方をくまなく巡り,ひたすら才能ある生産者の発見に専心している。ウェブ・サイト「ル・ギド・デ・ヴァン・ド・シャンパーニュ(=ジュリアン・ジカ・ドットコム)」を主宰しており,年に4回『LE WEB JOURNAL DU CHAMPAGNE』をオンライン(無料)で発行している。
************************************************************

『アシェット・ワイン・ガイド 2012年版』
ナチュール・ド・マルイユ
・・・マルヌ渓谷のマルイユ・シュール・アイを本拠とするエロディとファブリス・プイヨンは、12のコミューンに点在した15ヘクタール、68の区画でブドウ栽培を行っている。ナチュール・ド・マルイユは、2007年と2006年収穫のシャルドネとピノ・ノワールを50%ずつブレンドしたエクストラ・ブリュットである。樽で熟成された原酒によって、このシャンパーニュに複雑さと個性が備わり、ヴァニラやトースト、スパイス、ミントなどの樽やバター、コンポートなどのノートが広がる。味わいの喜びも素晴らしい。ハーモニーがあり、フレッシュで、バランスが取れ、長い余韻があり、試飲の最後は「適切な樽の使い方」と要約できる。心に残るワイン(=ク・ド・クール)まで惜しくもあと一歩。
************************************************************


『ゴー・ミヨ ル・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス 2011年版
・・・ファブリスとジェームス・プイヨンの手に委ねられているブドウ畑はグラン・クリュのメニル・シュール・オジェとアイ、そしてマルイユ・シュール・アイとトキシエールを含む4つのプルミエ・クリュに点在している。ドメーヌでは樽発酵やバトナージュなどの新しいテクニックを試みている。

 同様に、ジェームスは、例えば馬による耕耘など、それが素晴らしいことであれば、過去を顧みることも厭わない。
************************************************************



『アシェット・ワイン・ガイド 2011年版』
グラン・クリュ・ミレジメ2004(参考品)
・・・エロディとファブリス・プイヨンが,第二次世界大戦の終わりに祖父によって創設されたドメーヌに参画して約10年になる。6.5ヘクタールの畑は非常に細分化されている。ドメーヌには各地区に点在した68もの区画があるからだ。シャルドネ100%のこの2004年物のベースの20%は樽で熟成された。果物とトーストが混じり合った香り。バランスの取れた味わいは炒ったアーモンドと熟した桃の風味を提供してくれる。
************************************************************
フランスの日刊紙『ル・モンド』
・・・フランスの職人気質なブドウ栽培において,世代の交代は当たりさわりのないものではない。多くの場合,そして進歩するために,新しい世代はルーティーンを刷新し,クオリティを高め,先代によってひどい扱いを受けた土壌とブドウ樹とを大事に扱おうと努めている。シャンパーニュで最も熱く,赤い土壌の広がる偉大なマルヌ渓谷の中心,マルイユ・シュール・アイにはビルカール・サロモンやフィリポナといった素晴らしいメゾンが軒を寄せ合い,個人生産者として抜きん出ることはたやすくなかった。ロジェ・プイヨンは,飲みやすいが,明らかに著名なテロワールの個性を期する非常にコンセンサスの高いワインを以ってこれをやってのけた。エロディとファブリスは2Xoz(ドゥ・フォワ・オズ)という一風変わった略語のワインを手がけている。2004年物の生産量は2,547本。樽を使い,ドザージュの量をごくわずかに抑えた食事向けの最高級キュヴェだ。ワインはコクがあり複雑で,非常にリーチが長い。また,気品と優れた資質を有する。2Xozは20倍高価な他のとっておきのキュヴェ(我々はブランド名こそ挙げないが)との比較にも奮戦している。若さゆえの斬新なアイディアから生まれた“マセラシオン”というドゥミ・セックの赤(実際はロゼ)のシャンパーニュ(ロゼ2Xoz 参考商品)もおすすめ。
************************************************************
※2010年より前の評価に就いては,別途,紙媒体での資料をご用意しております。
ご入用の場合には,弊社営業部までご連絡下さい。

Copyright@IZUMI TRADING CO., LTD. All rights reserved.