Vieilles Vignes AOC Minervois, Rouge/ヴィエイユ・ヴィーニュ(ミネルヴォア)赤 2019
*ワイン名:ヴィエイユ・ヴィーニュ 赤
*原産国/地方:フランス/ラングドック地方
*原産地呼称:AOCミネルヴォア
*ブドウ品種:カリニャン100%
*収量:1ヘクタール当り30ヘクトリットル
*年間総生産量:10,000本
*栽培・醸造
1905年に植樹された樹齢100年を超えるカリニャンから造られる。畑は4ha、収量は30hl/ha。ドメーヌでは“ヴィエイユ・ヴィーニュ”のみマセラシオン・カルボニックを実施。1回使用済みの樽で6ヶ月熟成。年間生産本数10,000本。10〜12年熟成が可能。 補助品種としてではなく、南のカリニャンの持つ伝説的な酸味を表現するためモノ・セパージュにこだわり造られる。 ジゴンダスの巨匠、ドメーヌ・サンタ・デュックの当主イヴ・グラが『自身のドメーヌで植えられていた樹齢90年のカリニャンを伐採したことは間違いだった。カリニャンなしではかつてのような本来の味わいを表現できない」と認めたほど、南仏の“カリニャン”の持つ酸味と熟成のポテンシャルは計り知れない。

*コメント
凝縮感があり非常に黒く、黒い果実のアロマ、プルーンのコンフィ、革のノート。口中は力強く同時にたっぷりとしている。丸みのあるタンニンを持ち、深みがあり食通を唸らせるワイン。無視できない1本。

『ワインアドヴォケイト 127(2000年2月)号』掲載のコメント:
1905年に植えられたカリニャンから造られる。深いルビー・紫色の1998年のミネルヴォア・ヴィエイユ・ヴィーニュは、かわいらしいフルーツ、砂糖漬けのブラックチェリー、カシスのアロマ。ミディアムからフルボディーでヴィロードのようなテクスチャーを持つ。レッドチェリー、ブラックチェリー、甘草の香りが存分に感じられ、パワフルでジャムのよう。この素晴らしくよくできたワインは、凝縮感がありしなやかで、フルーツの詰め合わせのような口中。5年以上寝かせて飲みたい。(評価:1998VT)

『アシェット 2015年版』掲載のコメント:
ヴィエイユ・ヴィーニュ2012は3つ星。100年超のカリニャンから造られ、短期間樽熟成。柔らかいスパイスと果実のコンフィ、フィネスと柔らかさがある。★★★ 3つ星(評価:2012VT)

『アシェット 2019年版』掲載のコメント:
当初の“魔法の煎じ薬”の発端である樹齢およそ100年のカリニャンのみが使われるこのキュヴェは、ドメーヌに10回目となるク・ド・クールをもたらした。テイスター達は、魅惑的に放たれるカシスの香りを嗅ぐことに時間をかけた。香りはグラスの中で一気に持ち上がり、スパイスのニュアンスとごく少量のヴァニラ、フローラルのタッチ。卓越した抽出と熟成がグリルしたエレガントなタッチを残し、プルーンのオー・ド・ヴィのアロマを強調してくる。申し分なくシルキーで上品な肉付きは、樽の熱感によって僅かに感じられ、さらなる複雑味と喜びをもたらす。レ・ザスプレ2016は3ッ星。非常に古いシラーの株から生まれたこのキュヴェはドメーヌで最も多くの(8回の)ク・ド・クールを受賞している。たとえ今回の版では、ほんの少し魅惑が勝ったヴィエイユ・ヴィーニュが享受しているにしても。それでも尚テイスター達は凝縮感とマティエールに感銘を受け、カシスのアロマと森のフルーツを賞賛している。12ヶ月の樽熟成が残すヴァニラの香りがするタンニンはいまなお健在だ。このグラン・ヴァンのしっかりとした骨格は優雅な熟成を可能とし、間違いなくあなたの食卓でク・ド・クールを得るだろう。★★★ ク・ド・クール&3つ星(評価:2016VT)