HOME >> 生産者情報 >> ドメーヌ・ド・ルブリエ (フランス/ロワール地方)
↓INDEX↓
ドメーヌの概要
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畑や栽培について
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3種類のAOC
ブルグイユについて
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有機栽培について
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醸造について
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“ナチュラル(有機)
ワイン”とは
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AOCについて
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当主グザヴィエについて
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ブルグイユを選んだ理由
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ドメーヌの名前について
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キュヴェの名前について
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商品の詳細
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『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・
ド・フランス』コメント

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ドメーヌの概要
ドメーヌ・ド・ルブリエはブルグイユのサン・パトリス/SAINT PATRICEに位置する。所有する畑は6 ha。当主のグザヴィエ・クラン/XAVIER COURANTは、パリのオテル・ド・クリヨン内のバー“オベリスク”やオテル・プラザ・ホテルでカヴィストとして勤務した後、2000年にパリ南東のフォンテーヌブローで有機栽培、ビオディナミーワインに特化した“ヴィーニュ&サヴール”というカーヴを自ら立ち上げ、カヴィストとして働いていた。カーヴで働きながら情熱的なヴィニュロン達と出会ううちに、自身もヴィニュロンとして仕事がしたいという思いが強くなり、2007年にカーヴを売却。ミュスカデの南、フィエフ・ヴァンデアンに畑を持つビオディナミー生産者、ドメーヌ・サン・ニコラ(ティエリー・ミション)/Domaine Saint Nicolasや、ソミュールの有機栽培者、ロマン・ギベルトー/Romain Guiberteauで研鑽を積み、2009年(グザヴィエ35歳)にドメーヌ・ド・ルブリエを創設した。第二次世界大戦後、50年以上ブドウ栽培がなされず見捨てられていたサン・パトリスで、創設当初から有機栽培を実施。馬による耕転、天然酵母の使用、亜硫酸(SO2)の添加は瓶詰め前のみと極力抑えたビオ・ワイン造りを徹底している。その才能とセンスはすぐに認められた。ファースト・ヴィンテージの2009年物が『アシェット』でいきなり1ッ星を獲得したのだ。さらにその翌年には、仏ワイン専門誌『ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス』(RVF)の“2010年ヴィンテージ特集”に2アイテムが掲載、その後も同誌の“2011年ヴィンテージ特集”、“2012年ヴィンテージ特集”で<大成功ワイン>として3年連続で掲載されたのだ。しかも2011年特集では、ドメーヌが“ク・ド・クール”に選定され、グザヴィエの顔写真入りで紹介されるという正にスピード出世を達成。さらに、グザヴィエのワインは、パリ、ロワール地方を中心に、フランス国内の52のカーヴ、62のレストランでオンリストされており、元カヴィストとしてのセンスと人脈、ヴィニュロンとしての才能と実力は既に定評があることが伺える。 2013年にはEUの有機栽培認証を取得。3つの異なる土壌のリュー・ディーで栽培されたカベルネ・フランの特徴を活かしながら、3種類のAOCブルグイユを造っている。キュヴェの名前は全てベルトラン・ブリエ監督の映画、小説のタイトルから名付けている。ブリエ監督は1963年に映画監督としてデビュー。アラン・ドロン、ジェラール・ドパルデュー、シャルロット・ゲンズブールなど大物俳優を起用し、不良青年、同性愛者など反画一主義的な映画作風として知られる。その実力はアカデミー外国語映画賞など数々の受賞歴を見れば一目瞭然。その監督に、自ら直接ワインを贈呈したこともあるというグザヴィエのワインは、監督も認めたワインなのです。
当主グザヴィエ・クラン“インタビュー”
ドメーヌの畑や栽培について教えて下さい。
2009年に私が畑を購入する前は、大きな農家が18haの畑を所有していました。私は畑としっかりと向き合いたかったので、小さな区画から始めたいと考え、6 haの畑をサン・パトリスに購入しました。畑では5 haでカベルネ・フラン、1 haでシュナン・ブランを栽培しています。AOCブルグイユに使用されるカベルネ・フランは、3つの異なる土壌のリュー・ディーで栽培されたブドウをそれぞれ醸造し、3つのアイテムを造っています。馬による耕転を実施し、芽かきやグリーン・ハーヴェストを行って収量を抑えています。平均収量は15〜35hl/ha、植樹比率は5,000本/ha。収穫は手摘みで行っています。
3種類のAOCブルグイユ、それぞれの特徴を教えて下さい。
1.85 haの砂・砂利質土壌のリュー・ディー“レ・ガルヴォワ”からは、スタンダードの“メルシー・ラ・ヴィ”が造られます。粘土質の非常に乏しい土壌のため、軽やかでタンニンの少ないカベルネ・フランが生まれます。粘土珪素質の丘にある0.85 haの “ベルヴュ”からは、キュヴェ“ノートル・イストワール”を造っています。砂質土壌より、より複雑味とタンニンのあるカベルネ・フランが生まれ、僅かに糖分も見られます(2013年は顕著ではありませんが、2014年は糖分が顕著に見られます)。丘の下の方に位置する1.3 haの粘土石灰土壌“レ・シェネ”からは、フラッグ・シップの“トゥニュ・ド・ソワレ”を造っています。タンニン、力強さがあり長期熟成に向いたカベルネ・フランが生まれます。 醸造方法もワインの最終的な味わいに影響を与えますが、私は天然酵母を使用し、土壌のオリジナリティーを保つことを実践しています。
創設当初から行っているという有機栽培について教えて下さい
除草剤、殺虫剤、科学肥料を使用しないブドウ造りを行うという確固たる信念を持ち2009年にブルグイユにやって来ました。畑仕事という困難な世界に入り、今でも何を使用するべきかなど、様々な技術を手探りしています。2009年〜2011年にブドウを観察しているうちに、樹勢が弱いことが分かり、土壌の分析からは、オーガニック成分が非常に少なく、土壌がほぼ不飽和状態(栄養分がない)であることが分かりました。従ってすぐに仕事にとりかかり、2011年冬に植物由来の若い堆肥、(粘土シレックス土壌向けに)マグネシウムを散布することを決めました。これらを実施したことにより、ビオディナミーに取り組んでも良いと判断し現在転換中です。目標は、活発でバランスの取れた土壌にすること、ブドウ樹が良いブドウをつけることです。剪定から収穫まで、ブドウの風通しをよくしています。ブドウの葉や房同士が触れないように密度を調整します。つまり厳格な芽かきが必要となり、(必要であれば)なるべくぎりぎりまで待って摘芯を手作業で行います。年によって部分的に除葉を実施し、時には(2011年のように)熟成度合いの違う房を落とします。収穫は手摘みで行い小さなケースに入れ、畑の選果台で選果し、除梗を行います。 2013年の収穫から有機栽培認証(EU)を取得しました。従って2013年からラベルにロゴマークが入っています。また、2011年からビオディナミーに転換し、2015年を目安に認証申請を行うため準備を進めています。
醸造についてこだわりはありますか?
発酵は機械による温度調整は行いません。コンクリートタンクを使用することにより、温度の上昇や発酵をゆっくりと長く行うことが可能になります。醸造には二酸化硫黄(亜硫酸)は使用しません。ボトリングの際にも僅かに添加するだけです。天然酵母を使用し、化学的な製品は一切使用しません。
あなたにとって“ナチュラル(有機)ワイン”とは何ですか?
私にとってナチュラル・ワインとは、二酸化硫黄(亜硫酸)を添加しないワインです。つまり実際に造られているナチュラル・ワインは非常に少ないということになります。上手く出来た時はとても美味しいのです。しかし、技術的に毎年無添加というのはほぼ不可能に近いのです。PHを低くしたり、畑に硫黄をまかなくても、自ら病気に対抗できるブドウを育てること、こうした有機栽培を行うことで、“ナチュラル”なスタイルに近づけると考えています。
AOCについてどうお考えですか?
あなたのワインはブルグイユの“典型”的なワインでしょうか?
このことについてブルグイユの有機栽培仲間たちと話したことがあります。その際に私たちが出した結論は、自分達が今やっていること(有機栽培)はアペラシオンの代表としてベストであるということです。私たちの有機ワインは確かにブルグイユを代表する“典型”的な産物です。しかし不運にも有機栽培者はまだマイノリティーです。人工酵母の使用、補糖、脱酸化などがむしろ“典型”です。私はAOCのシステムを信じていません。なぜなら、ワインを評価する審査員は、醸造にあまり介入しないヴィニュロン達を否定するからです。有機栽培を実施し、テロワールを忠実に表現したブドウができた際には、必要以上にセラーでの仕事に介入しなくても良いワインが生まれると考えています。
ワイン造りをする前は何をしていたのですか?
元々はパリのホテル、レストラン畑出身です。具体的には、“オテル・ド・クリヨン”のオベリスクというバーで働くことからスタートしました。続いて“ホテル・プラザ・アテネ”でカヴィストとして勤務していました。ここでは普通では飲めないような高級なワインも試飲する機会に恵まれました。その後、“ホテル・コンコルド・ラファイエット(現ハイアット・リージェンシー)”で会計として勤務(この仕事は憂鬱なものでしたが!)、そして“ホテル・マリオット”で購買責任者を務めました。こうしたハイグレードな場での様々な人やワインとの出会いが私を成長させ、ワインへの興味を掻き立てました。 そして、2000年にフォンテーヌブローでビオ、ビオディナミー専門の“ヴィーニュ&サヴール”/Vigne & Saveursというカーヴを立ち上げ、カヴィストとして働き始めました。私にはワイン造りのバックグランドはありませんし、両親もワインとは全く関係のない仕事をしていました。これが良いか悪いかは分かりませんが、まっさらな状態から、自らが信じるワイン造りをできると考えています。
なぜブルグイユを選んだのですか?
当初アンジュー、ソミュール、ブルグイユ、シノンでブドウ畑を探していました。土壌、区画環境、景観、周囲のヴィニュロンに惹かれ、ブルグイユに移住を決めました。また有機栽培の生産者が多かったことも大きな理由です。
なぜ“ドメーヌ・ド・ルブリエ”(忘れられたドメーヌ)という名前を
つけたのですが?
1950年代までは、サン・パトリス全体でシュナン、カベルネ・フランのブドウ栽培が行われていましたが、その後ヨーロッパの農業政策で農家は果物や野菜栽培、穀類を栽培するようになりました。トラクターなど機械が次々と導入されていく中、機械化が難しいブドウ畑は放置されるようになったのです。ほんの数箇所のブドウの区画が保護され、その後植樹をしながら土地の多様性を取り戻していった経緯があります。“ラ・ヴィーニュ・ウブリエ”/la vigne oubliee(忘れられたブドウ畑)を保護、発展させていこうという意味で名付けました。
ベルトラン・ブリエ監督の映画、小説のタイトルを
キュヴェ名にしている理由は何ですか?

ベルトラン・ブリエ監督の映画や小説が大好きだからです。ドメーヌ・ド・ルブリエに、監督の名前のブリエの発音がありますしね(笑)。ワインの中身を映画のストーリーに合わせているわけではりませんが(これは相当厄介なことになります・・)、私が望むワインのスタイルやメッセージに合わせて、映画のタイトルを選んでいます。例えば、“メルシー・ラ・ヴィ”(訳:人生に感謝)は、飲み易いワインで、友人と気軽な食事を楽しむ際に飲んで欲しいと考えています。美味しい料理とワインと共に人生に感謝する、という思いを込めました。“ノートル・イストワール”(訳:私たちのストーリー)は、説明するのは難しいですが、男性がプロポーズの決意をしてレストランに行くカップルを想像しました。あらゆるストーリーが背景にあります。また“トゥニュ・ド・ソワレ”(訳:タキシード)は、少々事前準備が必要で、カラフに移してきちんとした料理に合わせて飲むワイン・・という思いが込められています。“エグジスト・アン・ブラン”(訳:白の存在)は、赤ワインしか認められないAOCブルグイユですが、美味しいシュナン・ブランもできる!ということを表現したかったのでこう名付けました。
ブリエ監督はあなたのワインの存在をご存知なのでしょうか・・・?
光栄なことに、2012年にフランス映画協会から、ドーヴィルで毎年行われる映画会議に招待されました。何とブリエ監督と直接会うことができたのです!しかもその際、自ら監督にワインを贈呈しました。数日後、ちょうど2012年の収穫の時期に、ブリエ監督からお礼状が届き、ワインを褒めていただきとても嬉しく思ったことを覚えています。
ドメーヌの商品

商品の詳細
Merci la vie AOC Bourgueil, Rouge
/メルシー・ラ・ヴィ AOCブルグイユ 赤 2014
 
Notre histoire AOC Bourgueil, Rouge
/ノートル・イストワール AOCブルグイユ 赤 2013
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Tenue de Soiree AOC Bourgueil, Rouge
/トゥニュ・ド・ソワレ AOCブルグイユ 赤 2011
Existe en Blanc Vin de France, Blanc
/エグジスト・アン・ブラン(ヴァン・ド・フランス)白 2012 
 
Les Valseuses Vin de France, Rose
/レ・ヴァルスーズ(ヴァン・ド・フランス)ロゼ・辛口 *ペティヤン ==>> 詳細はこちら
 

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