Pouilly-Fume L'Arret Buffatte (AOC Pouilly-Fume), Blanc
プイィ・フュメ ラレ・ビュファット 白
|
|
*ワイン名:プイィ・フュメ ラレ・ビュファット 白
*原産国/地方:フランス/ロワール地方
*原産地呼称:AOC プイィ・フュメ
*品種:ソーヴィニョン・ブラン100%
*栽培面積:3.5ヘクタール
*樹齢:平均樹齢45年
*向き:南・南西
*土壌:ラレ・ビュファットのキンメリッジ階の泥灰土壌
|
|
南米はペルーの首都リマにある 「マイド」 は、『世界のベスト・レストラン50』 の第7位に選出されたレストラン。日系ペルー人のミツハル・ツムラ氏がシェフを務め、『ラテンアメリカのベルト・レストラン50』 でも3年連続でトップの座を獲得するなど、世界的に有名なレストランで、各国の美食家が足を運んでいる。リマで生まれたツムラ氏はアメリカの大学で料理を学び、大阪で日本料理の修行をした後、2009年にマイドをオープンし、ペルー料理と日本料理をフュージョンさせた「日系ペルー料理」を提供している。そんな 「マイド」 で、メゾン・ルロワやコント・ラフォンと共にオンリストされているフランス代表のワインが、ティネル=ブロンドレのプイィ・フュメ ラレ・ビュファット。フランス料理はもとより、日本料理やエスニック料理、そして日系ペルー料理とも相性抜群な万能キュヴェだ。
【コメント】
ティネル=ブロンドレが所有する区画のなかで最高の立地条件を備えるラレ・ビュファットは、かつて塔があり、人々がここで立ち止まって(ラレ/仏語Arret)ピクニックで軽い食事(ビュッフェ → ビュファット)を取ったことにちなみ命名された。ロワール河を臨む丘の頂上にあるため、プイィ・シュール・ロワールに春霜が降りてもラレ・ビュファットだけは一切影響を受けることがない。ロワールを一望するプイィ最高のクリュ。
【テイスティング】
ワインは淡いグリーンを帯びたゴールド・イエローのローブと、独特のフュメ香、バラやオレンジ、アカシアの花、ゴージャスなフルーツなど複雑なアロマを持ち、エレガントで穏やか。また、余韻が長く、バランスの取れた酸味が素晴らしい。
【マリアージュ】
若いうちから十分に楽しめるが熟成(〜10年)も可能。オマールのソース・アメリケーヌ、帆立貝のフリカッセ、スモークサーモンの温製、シブレットソース、舌平目の白ワイン蒸し、トマトとカニのミルフィーユなどが合うでしょう。サーヴィス温度12度。
【評価】
デカンター・ワールド・ワイン・アワード2021
プイィ・フュメ ラレ・ビュファット 2020 銀賞&93点★
ワイン・エンスージアスト
プイィ・フュメ ラレ・ビュファット 2020 91点&エディターズ・チョイス★
生き生きとしていてコクがある。緻密なテクスチャーのおかげで、白果実の風味が引き立っている。酸味特有の風味が熟成具合とよく融合し、魅力的な刺激になっている。飲み頃は2023年から。
ヴィノス
プイィ・フュメ ラレ・ビュファット 2020 91点★
2020年物はハチミツとグーズベリーの香りが純粋で新鮮。豊富で一貫したスタイルのワインで、熟したグーズベリーやニワトコの花、そしてイラクサなど、バラエティに富んだ鮮やかな果実味が口いっぱいに広がる。時間をかけたシュール・リー熟成により、口の中でテクスチャー組み立てられ、そのおかげで重量感と熟成感があるが、同時に変化の余地もある。今が飲み頃の素晴らしいワインだが、熟成させればペアリングにばっちりなワインにもなるだろう。飲み頃は2021〜2026年頃。
ギド・アシェット2020
プイィ・フュメ ラレ・ビュファット 2018 1ッ星獲得★
再び選出されたドメーヌのクラシックキュヴェ。2018 年物は我々を魅了した。良く熟した果実(マンゴー、マルメロ)のアロマに花のノートを含み、口中は芳醇で肉付きがよく、ちょうど良い活力に支えられている。ミネラルとレモンの長い余韻。
|