Cotes-du-Rhone AOC, Rouge コート・デュ・ローヌ 赤 |
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ワイン名:コート・デュ・ローヌ 赤 原産国/地方:フランス/コート・デュ・ローヌ 原産地呼称:コート・デュ・ローヌ 品種:グルナッシュ60%、シラー20%、 サンソー10%、ムルヴェドル10%
*テロワール: |
丸い石に覆われた粘土石灰土壌。日照に恵まれ、ローヌ渓谷から地中海に吹き抜ける乾燥したミストラルにより、カビなどの湿気由来の病害が防がれる。果実の大きさも自然と小さくなり、風味が凝縮する。 *醸造: 発酵に先立ち、除梗したブドウのスキン・コンタクト(15度)を行う。マセレーションを含む発酵期間は13-14日間で、この間ルモンタージュを施す。タンク内での熟成期間中に数回スーティラージュを実施。熟成期間は1年間。 *テイスティング: パープルの反射を伴うルビー・レッド。スミレや胡椒、チェリーのアロマ。マセレーションによって赤果実の香りが沸き立つ。アタックはソフトでタンニンはなめらか。フレッシュ感が余韻の長さをもたらす。カンゾウや胡椒のアロマが支配的で、フィニッシュの赤果実に至る。完熟果に由来するバランスが取れたワイン。エレガントな熟成型。ターキーのプラム入りファルシ、かりんと栗を添えたカナールのコンフィ パイ仕立て、オリエンタルなスタッフド・ズッキーニ、タルタル・ステーキ ミ・キュイなど、ジビエやソースを伴う肉料理や、スパイシーな一皿にぴったり。サーヴィスは18度で。 *評価: ■ 『アシェット 2020年版』 (評価:2018年物) 非常に典型的で温もりのある素晴らしい赤。表現豊かな味わいは芳醇で、控えめなタンニンを伴う。フィニッシュではエントリー同様の温もりが感じられる。率直で熟れていて、食いしん坊のワイン。 |