HOME >> 生産者情報 >> クロ・デ・ヴァン・ダムール(フランス/ルシヨン地方) 

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ドメーヌの概要
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栽培と収穫について
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評価など
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商品ラインナップ
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 誕生日や記念日,クリスマスやヴァレンタイン,ホワイト・デーなどを祝うのに相応しいフレンチ・ワインが誕生した。
 それが,パリの名門グラン・ゼコールを卒業後,建築設計事務所でシャトー・マルゴーのパヴィヨン・ブランの醸造所の企画と設計に携わったニコラとクリストフ・ドルニエの兄弟がルシヨンに興したドメーヌだ。ワインを愛してやまない2人は,設計事務所の仕事と並行して醸造家の資格を取得。1860年から続く家業のドメーヌを2002年に引継ぎ,自身のワイン造りに乗り出した。

 ドメーヌ名は,ずばり《クロ・デ・ヴァン・ダムール/Clos des Vins d'Amour》。直訳すれば,「愛のワインの園」という意味だ。手がけるキュヴェのすべてが恋愛にちなむ言葉で,ドメーヌのロゴやワイン・ラベルもすべてハート・マークで統一されている。2004年に初めてのワインをリリースした新興ドメーヌであるため,まだまだ海外での知名度はないが,フランスでは『アシェット・ワイン・ガイド』や各種雑誌に度々取り上げられ,プレゼンテーションの美しさもあって,大きな注目を集めている。さらにユーモア溢れるのは,ワインの名前が「純愛/Idylle=イディル」,「交際/Flirt=フリルト」,「キス/Un Baiser=アン・ベゼ」,「閨房/Alcove=アルコーヴ」,「1+1=3/アン・プリュス・アン・エガル・トロワ」,「家族/Carignan en famills=カリニャン・アン・ファミーユ」というように,ポートフォリオ全体を通して,<恋愛から結婚に至る1つのストーリー>になっていることだ。

 大統領が恋をしても国民は冷静にそれを見守る<大人の恋愛大国>フランス。「愛の強化月間」が続くこれからの季節,恋愛先進国に登場した新進気鋭のフレンチ・ワインをぜひご用命下さい。

◆ドメーヌの概要◆

 クロ・デ・ヴァン・ダムールは,ルシヨン地方のモーリーに本拠を置くドメーヌ。現在ドメーヌを運営しているニコラ/Nicolasとクリストフ・ドルニエ/Christophe Dornierの兄弟は,パリのエンジニア養成の名門グラン・ゼコール()を卒業後,建築設計事務所を共同で設立した。以降,20年にわたり主にワイン醸造やブドウ栽培家向けの建築を手がけ,シャトー・マルゴー,シャトー・ラストゥール,カーヴ・ド・ローザン,カーヴ・ド・トゥティアックなどを顧客に持っていた。兄のニコラはモンペリエ大学で追う増額の免状を取得し,叔父とともに醸造ラボラトリーを設立し,醸造コンサルタントとしても活躍していた。ニコラの妻のクリスティーヌも醸造学の免状を持っており,醸造家として活躍していた。

 もともとドルニエ一族は1860年からブドウ栽培に携わっており,収穫したブドウは長年,地元モーリーの協同組合に売却していた。しかし,ボルドーのシャトー・マルゴーとの取引もあり,ワインをこよなく愛していた兄弟は,同じくワイン好きの妻とともに,2002年に兄弟夫婦4人でドメーヌを継承し,元詰めワイン造りに乗り出した。最初は醸造所の建設や品種ごとにミクロ・キュヴェを醸造してテロワールや品種の個性を見極める試行錯誤の期間が必要であったため,2004ヴィンテージが初ヴィンテージとなった。

 これを機に,ドメーヌ名を「ワインへの愛情」から「クロ・デ・ヴァン・ダムール(=愛のワインの園)/Clos des Vins d'Amour」と命名。味わいのみならず,ドメーヌのロゴやキュヴェ名,ボトルのプレゼンテーションにいたるまで徹底的にこだわりぬいた「愛」をテーマとするワインを造り上げた。現在,ニコラは50歳,クリストフは47歳。
◆栽培と収穫について◆

 ドメーヌのブドウ畑は,トータヴァル/Tautaval,モーリー/Maury,サン・ポール・ド・フヌイエ/Saint-Paul de Fneuilletの3つのコミューンに点在している。ブドウ畑は,北のコルビエール高地,西のカニグー山塊,南のアルベール高地に囲まれ,地中海に向かって開けた階段状の地勢で,痩せた表土の土壌。地質はシストもしくは粘土石灰質。地中海性気候で,乾燥して暑い。
 栽培面積は24ヘクタールで,栽培品種の7割がグルナッシュ。その他,シラー,ムールヴェードル,グルナッシュ・ブランも栽培している。畑での作業はすべて手作業で行われる。ブドウ畑は完全な有機栽培に転換して3年目を迎え,2012ヴィンテージのワインからエコサートの公式の認証を受ける事が決定している。すべての区画で耕耘を行い,除草や鋤入れを行っている。耕耘は平均して年間3回。痩せた土壌のため,草生栽培は行わず,雑草はすべて取り除いている。

 施肥を行う際はBIOの認証を受けた有機肥料を用いる。降雨量が少ないため,もともとモーリー地方のブドウの収量は低いものとなる。しかし,さらに品質を高めるためにグリーン・ハーヴェストを行っている。

 収穫は手摘みで,収穫ブドウは容量15キロの小さな籠で運ばれる。収穫時に一株に残す房の数は平均4房。発酵槽に入れる前に,選果台を用いて傷みのあるブドウや腐敗したブドウはすべて取り除く。果実味と新鮮さのあるワインを造る目的から,収穫日が近づくと,毎日午後になるとブドウ畑を回ってブドウを試食して果肉の成熟度を確認し,翌日に収穫が可能かどうかを判断している。収穫は必ず午前中に行い,必要であれば週末に収穫することも厭わない。もしろん,ブドウの収穫はすべて手摘みで行う。

<ドメーヌの栽培品種と栽培面積>


 ・グルナッシュ・ノワール:14.05ヘクタール
 ・グルナッシュ・グリ:1.76ヘクタール
 ・グルナッシュ・ブラン:1.90ヘクタール
 ・シラー:1.34ヘクタール
 ・カリニャン:3.11ヘクタール
 ・ムールヴェードル:1.00ヘクタール
 ・マカベオ:0.20ヘクタール
 ・ミュスカ・ダレクサンドル:0.40ヘクタール


 
◆ドルニエ兄弟が携わったシャトー・マルゴーの醸造所◆

 建築設計事務所時代に,ドルニエ兄弟はシャトー・マルゴーの醸造所の企画と設計に携わった。これは,1980年にシャトー・マルゴーの醸造コンサルタント,エミール・ペイノーのイニシアティブで,当時,新しく導入した白ワインのパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーを醸造するために特別に建設された醸造所を指す。シャトー・マルゴーと言えば,エチケットの絵柄にもなっている壮麗なギリシャ建築風の建物が有名だが,パヴィヨン・ブランの醸造所はそれとは別に,シャトー・マルゴーとシャトー・パルメのあいだにあるアベル・ローラン/Abel Laurentというシャトー(画像右下)が使われている。醸造所の設備は,すべてエミール・ペイノーのアイディアで整備された。シャトーにはパヴィヨン・ブランの醸造施設とともに,「法人組織」としてのシャトー・マルゴーの「総務部」が置かれている。

 また,シャトーの建物はフランスの国家遺産に指定されている。

 ジネステがシャトー・マルゴーを所有していた時代には,このシャトーがラベルの絵柄になったAOC マルゴーのワインも存在していた。

 
◆各キュヴェの詳細◆
Idylle, IGP Cotes Catalanes, Blanc
/イディル(IGP コート・カタラーヌ) 白 2011 ==>> 詳細はこちら
Flirt, AOC Cotes du Roussillon, Rose
/フリルト(AOC コート・デュ・ルシヨン) ロゼ 2010 ==>> 詳細はこちら
Carignan en famille, Vin de France, Rouge
/カリニャン・アン・ファミーユ(ヴァン・ド・フランス) 赤 2011 ==>> 詳細はこちら
1+1=3, AOC Cotes du Roussillon Villages, Rouge
/1+1=3(AOC コート・デュ・ルシヨン・ヴィラージュ)赤 2010 ==>> 詳細はこちら
Un Baiser, AOC Cotes du Roussillon Villages, Rouge
/アン・ベゼ(コート・デュ・ルシヨン・ヴィラージュ) 赤 2008 ==>> 詳細はこちら
Alcove, AOC Maury, Rouge  *容量:375ml
/アルコーヴ(AOC モーリー) 赤・甘口 2008 ==>> 詳細はこちら

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