Madiran Denis Capmartin AOC, Rouge/マディラン“ドゥニ・カップマルタン” 赤 2012
*ワイン名:マディラン“ドゥニ・カップマルタン” 赤
*原産国/地方:フランス/南西地方
*原産地呼称:AOC マディラン
*ブドウ品種:タナ60%,
カベルネ(フラン&ソーヴィニョン)40%
*醸造
 手摘みで収穫したブドウを100%除梗し,3日間の低温マセレーションを施す。その後,容量250ヘクトリットルのグラスウールの発酵槽,容量200ヘクトリットルのステンレス・タンク,容量120ヘクトリットルのセメントの発酵槽で発酵を行う。発酵は25度で約15日間。この間1日1回のデレスタージュとルモンタージュを実施する。発酵終了後も果皮浸漬を行い,2週間後にワインを発酵槽から引き抜く。圧搾後,プレス・ワインは一切使わずに,容量250ヘクトリットルのグラスウール・タンク,容量200ヘクトリットルのステンレス・タンク,容量120ヘクトリットルのセメント・タンクでマロラクティック発酵と熟成を行う。熟成はシュール・リーの状態で行い,熟成期間は18ヶ月。この間3回の澱引きを行なう。熟成終了後,清澄は行わず,ごく軽くプレート濾過を施して瓶詰め。

*コメント
 凝縮した色調でレッド・フルーツやプラムを思わせる香りがある。タンニンはよく溶け込み,しっかりと熟した果物のアロマとともに濃縮して肉付きが良い味わい。赤身肉やマグレ,コンフィ,ジビエなどの料理と良く合うでしょう。

*各誌の評価
『ワイン・アドヴォケイト』掲載のコメント
2006マディラン・トラディション“ドゥニ・カップマルタン”88点(2008年8月号)

2006年物は40%カベルネ・フラン、60%タナ。ブラックベリー、キルシュ、ナッツオイルの香り。典型的なカベルネ・フランのフローラルなアロマ。熟していて親しみやすく,意外にもしなやかなマディランとなっている。フジウツギのようなフローラルなノートと苦味のある果皮が口に広がる。フィニッシュはかなり濃縮されている。後3、4年して飲み頃となる。

『ワイン・スペクテーター』掲載のコメント
2000マディラン・トラディション“ドゥニ・カップマルタン” 85点(2003年6月号)

細かい粒状のタンニンによってプラムとレッドチェリーの香りが際立っている。フィニッシュはミネラルとスパイスを感じる。今から2004年が飲み頃。

『ジャンシス・ロビンソン』掲載のコメント(2011年12月3日)
『フィナンシャル・タイムズに、25のお勧め赤ワインを掲載しだが,25という制約のため非常に苦しい選択を強いられたので,今回フィナンシャル・タイムズより長いリスト,60のお勧め赤ワインを発表。』 
2009マディラン・トラディション“ドゥニ・カップマルタン”(60本の中の1本に選出)

フランス南西で最も人気のある赤ワインの典型で,グレートヴァリューだ。テクスチャーがありややほこりっぽく,口中も心地よい。とても丁寧に造られたられたことが分かる。食事と合わせるべきワイン。