Cahors Extra Libre AOC, Rouge/カオール“エクストラ・リーブル” 赤 2016
*ワイン名:カオール“エクストラ・リーブル”
*原産国/地方:フランス/南西地方
*原産地呼称:AOC カオール
*ブドウ品種:マルベック97%,メルロー3%
*収量:1ヘクタールあたり38ヘクトリットル
*醸造
最上のブドウを選び,手摘みで収穫。100%除梗。コンクリート・タンクを用い,28度で発酵。この間,1日1回,発酵期間中のトータル2-4回のルモンタージュと5回の櫂入れを行う。発酵期間を含む28日間の醸しの後,空気式圧搾機で圧搾。その後,コンクリート・タンクでマロラクティック発酵。ブルゴーニュ産の大樽(8,000リットル)に移して12ヶ月熟成。澱引きせずに瓶詰め。SO2フリー。

*コメント
非常に上品な黒に近い深いバイオレットの色調。ブラックフルーツと新鮮なレッドフルーツが詰め込まれた香りが開く。味わいは見事な穏やかさを持つ果実に丸みと繊細さが加わる。魅了的な張りのあるこなれたタンニンが心地よい。

*2015年について
大変素晴らしいヴィンテージ!雨が少なく,4-5月の平均気温を超す穏やかな春が始まり,特別に日照の多い6月は開花には完璧でした。6月の14-15日の60mmの降雨から,8月13-14の60mmの降雨までの間は非常に良い天気が続きました。天候に恵まれた9月は初旬に30mmの雨が降ったものの,畑は大変衛生的で,果実は完璧に成熟した。収穫は9月24日。非常に良い条件の下で行われました。衛生状態と理想的な気温は,バランスの取れたフレッシュで風味のある偉大なワインを約束しています。

“エクストラ・リーブル 2015”は,自然の崇高さが宿っています。元来私たちのテロワールが示してきた気高さと気品が,このキュヴェにも表現されています。二酸化硫黄を加えず,自然に発酵・熟成させたこのワインには,非の打ち所のない自由さがあります。堂々として,明快なブーケは,まるで摘んだばかりのような非常にピュアな果実と,大樽熟成由来の繊細さ,長期熟成によるフローラルとスパイスの香りが感じられます。味わいは噛みごたえがあり,澄み切った酸味と溶け込んだ上品な質感,非常に長く豊かな余韻があります。人が介入しなければ,自然がワインの素顔を見せてくれるのです。子のワインは私たちにとって謙虚さを学ぶ良き教訓となりました。

*各誌の評価
『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス 2017年版』  ★15.5/20点
非常に説得力のあるヴィンテージ。マルベックをより魅力的に輝かせるための,前人未到で興味深い開拓。