Montepulciano d'Abruzzo Testarossa DOC, Rosso
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ“テスタロッサ” 赤 2012
*ワイン名:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
“テスタロッサ” DOC 赤
*原産国/地方:イタリア/アブルッツォ州
*原産地呼称:DOC モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
*ブドウ品種:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
パセッティのフラッグシップであるテスタロッサ・シリーズは
伝統と家族の歴史に密接に結び付いていたいという企業理念を象徴するもの
この歴史的なラベルは赤い髪のパセッティ家の女性たちの
最高の美しさを称賛するために生まれた

パセッティが20世紀初頭に入手した“テヌータ・ディ・テスタロッサ”に植わる選りすぐりのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ(樹齢40年超)に由来。区画はグラン・サッソの麓,昼夜の寒暖差が大きく,風が強い海抜550mのペスコザンソネスコ地区(ぺスカーラ県)にある。土壌は下層に石を多分に含む粘土石灰質土壌で構成される。

収量は1haあたり80-90キンタル。10月下旬から11月上旬にかけて収穫したブドウを除梗,ステンレス・タンクで発酵を尾kなう。マセレーションを含む発酵期間は20日間。引き続き18ヶ月ステンレス・タンクで熟成させ,澱抜きの後,20ヘクトリットルのオーク・バレル(フランス・ヴィカール社製)で18-22ヶ月熟成。瓶詰め後,さらに6ヶ月瓶熟。

ワインは深い赤の色調。色に限らず,香りからも力強さがうかがえる。熟れたレッド・フルーツやブラックベリー,ブルーベリー,タバコ,ヴァニラやシナモンなど複雑なブーケを持つ。しなやかなストラクチャーが見事で,余韻も長い。

*コメント
深いルビー色を呈し,ブラックべりやブルーベリー,プラム,サクランボなど熟れたレッド・フルーツをはじめ,スミレ,ココアやカンゾウ,タバコ,グローヴ,黒胡椒や皮革など第3のアロマが混ざり合う。エレガントなタンニンを伴う温かみのあるフル・ボディ。ストラクチャーがあり,余韻も長い。

ラザニアやアブルッツォの郷土料理,Arosticini アロスティチーニ(羊の串焼き),トマトを使ったパスタ料理やリゾットなどのプリモ・ピアット,肉の蒸し煮,ジビエ,熟成したチーズやブルー・チーズとともに。サーヴィスは18度で。3時間前に抜栓すること。



*各誌の評価

 ビベンダ 2018年版  ★5グラッポリ
 ヴェロネッリ  ★92/100点
 ルカ・マローニ  ★91/100点
 Vitae AIS  ★3ヴィーテ
※いずれも2013年物の評価

『ワイン・スペクテーター(2014年4月30日号)』  ★90/100点(評価:2008年物)
タールを思わせるスモークと燻製肉のアロマティックなノートが,艶のある赤をまとうこのワインを際立たせ,プラム・ソースやハーブでマリネしたオリーヴ,リコリス・キャンディを伴う。やや歯ごたえのあるタンニンがフィニッシュに現れる。

『ワイン・スペクテーター(2012年10月31日号)』  ★90/100点(評価:2006年物)
明確なカシスやブラック・チェリー,いちじくのノートを盛り込んだエレガントなスタイル。背景に潅木,ジビエ,そしてスパイスがふんだんに感じられる。コンパクトで鮮やかな酸味がミネラルを伴うフィニッシュに駆り立てる。

セレツィオーネ・デル・シンダコ 2009
★91.6/100点(評価:2005年物)
2009年5月開催。年間生産本数2万本以下のアイテムのみが出展可能。生産者とその生産地域が一体となって競い合う“セレツィオーネ・デル・シンダコ(=市長推薦)国際コンペティション”で,モンテプルチアーノ・ダブルッツォ“テスタロッサ”の2005年物が出展総数1,016本中,赤ワインのトップとなる91.6点という高得点を叩き出した。