HOME >> 生産者情報 >> アツィエンダ・アグリコーラ・フランコ・パセッティ(イタリア/アブルッツォ州)
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■アツィエンダ・
アグリコーラ・
フランコ・パセッティ■
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■パセッティのワイン■
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■各キュヴェの詳細■
■アツィエンダ・アグリコーラ・フランコ・パセッティ■

イタリア半島の中央部に位置するアブルッツォ/Abruzzoは東にアドリア海を臨み、北はマルケ、西はラツィオ、南はモリーゼ州に隣接している。ここはイタリア半島を縦断するアペニン山脈で最高峰のコルノ・グランデ(Corno Grande=イタリアの角/標高2,912メートル)を含むグラン・サッソ・ディタリア(Grand Sasso d’Italia=イタリアの大岩)と呼ばれる高地で、海抜2,500メートルを越える高峰が連なる土地だ。しかもアブルッツォ全土の65%は山岳地帯、残り35%は丘陵地帯と平地がほとんどない。
気候はアドリア海を臨むアペニン山脈の土地では温和で、内陸では大陸性気候に近くなる。程度な降水量があり、日照量が多く、比較的温和な気候と言える。標高の高い土地では昼夜の寒暖差が大きく、風通しが良いため、最高品質のブドウを育む最良のミクロクリマを備えている。このように理想的な産地であるアブルッツォは、高品質ながら手に取りやすい価格の産地として人気を集めている。
アツィエンダ・アグリコーラ・フランコ・パセッティは、全長800キロメートルにも及ぶアドリア海の海岸線の中ほど、フランカヴィッラ・アル・マーレ/Francavilla al mareに本拠を置く。元々、パセッティ家は数世代前からブドウを栽培していたが、1960年代にワインの醸造を始め、その後70年代になってからワインをボトリングし、市場にリリースするようになった。現在も家族経営を続け、アツィエンダ独自でブドウの栽培からワインの販売に至る一切を手掛けている。
アツィエンダが所有するヴィンヤードの面積は凡そ22ヘクタール(内8ヘクタールは樹齢が若く、ワイン醸造に至っていない)。畑は主に粘土と石灰質の混交土壌から成り、アブルッツォの中心、グラン・サッソやマイエッラ山脈の麓にあるオルソーニャ/Orsogna(標高300メートル)、アランノ/Alanno(標高400メートル)、そしてペスコサンソネスコ/Pescosansonesco(標高550メートル)に点在しており、ブドウ栽培に適った気候を享受している。アツィエンダではそれぞれの区画のタイプを吟味した上で、それぞれに適ったブドウと栽培方法(テンドーネ/tendoneと呼ばれるアブルッツォ独特の棚作りから株作りまで)を採用している。
アツィエンダではアブルッツォの地元品種であるモンテプルチアーノ・ダブルッツォ/Montepulciano d’Abruzzo、トレッビアーノ・ダブルッツォ/Trebbiano d’Abruzzo(別名:ココッチオーラ/Cococciola)、ペコリーノ/Pecorino、そしてモスカート・ディ・カスティリオーネの栽培にとりわけ力を注いでおり、収穫はブドウが完熟を迎えたところで、品種毎に丁寧に手摘みで行っている。

■パセッティのワイン■


パセッティが手掛けるワインのラインアップは、「テスタロッサ/Testarossa」及び「パセッティ/Pasetti」の従来の2つのラインに、アリマン(HARIMANN)、ザラケ(ZARACHE)を含むトップ・ラインが加わった。「テスタロッサ」は、アツィエンダの創始者の孫娘フランチェスカに捧げられたシリーズで、フランチェスカの祖父が所有する区画で栽培、厳選したブドウに由来する。元々、「テスタロッサ」の区画はフランチェスカの祖父が20世紀初頭に入手したもので、<Ginger haired heads=赤毛頭>と呼ばれていた。フランチェスカも祖父同様、生まれつき髪の毛が赤毛であったことから、文字通り「テスタロッサ」の区画で育まれたブドウから醸造したワインを孫娘のフランチェスカに託すことにしたのだ。「テスタロッサ」のシリーズは、力強さとエレガントさというパセッティ・ワインの根底に流れる性格を見事に反映している。

「パセッティ」シリーズは、グラン・サッソの麓、海抜550メートルのところに位置するペスコサンソネスコの区画で育まれるブドウに由来するシリーズである。ペスコサンソネスコは古代ローマ人やノルマン人が駐屯した跡地にあり、アブルッツォでもかなり興味深いワインの産地として知られる。

そして近年、テスタロッサ及びパセッティという従来の2つのラインに、アリマン、ザラケを含む、昔話や伝説をテーマに、アツィエンダの所有する最上の土地を使って作られたトップ・ラインが加わった。テスタロッサ・ラインより樹齢の高いヴィンヤードのブドウに由来する。オールド・ヴァインはヤング・ヴァインに比べて幹が太く、より多くのエッセンスを蓄えることが可能。

また、太い幹は土に接する面積が広く、ミネラルと水分を多く得ることが可能。こうして、オールド・ヴァインの樹はしっかりとした安定した根を持ち、そして糖度の高いブドウを付け、ストレスなどにも強くなる。結果、ベストなレベルに達する(収量は低い)。トップ・ラインはさらに栽培段階から徹底的にこだわり、より厳しい土壌の管理、剪定、醸造を経て生まれる。

パセッティのワインはイタリアのワイン専門誌、ドゥエミラヴィーニやヴェロネッリで高評価を得、2004モンテプルチアーノ・ダブルッツォ“テスタロッサ”はドゥエミラヴィーニ、ヴェロネッリ共に90点、トップ・ラインのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ“アリマン”はヴェロネッリで92点、スーパー・トレ・ステッレを獲得するなど、特に国内でその実力が認められている。また、古代品種のモスカテッロ・ディ・カスティリオーネ(このブドウを所有しているのはパセッティだけで、他には栽培されていない)の栽培に着手する計画もあり、今後が益々期待されている。

*補足:ペスカーラ地区とキエーティ地区の違い ペスカーラとキエーティはかなり広範で、どちらも山脈の麓から拡がっている。ペスカーラはグラン・サッソの麓まで拡がり、アペニン山脈の最高峰、コルノ・グランデ(海抜2,912メートル)も含む。ペスコサンソネスコの区画はグラン・サッソ国立公園のなかにある。一方、キエーティは遙かアマーロ山脈の最高峰、マイエッラ(海抜2,793メートル)まで拡がっており、海抜150メートルの丘陵地や山に囲まれた峡谷もあり、起伏が激しい。ブドウが栽培される地域に拠り、つまり、海沿いか丘陵地帯か、或いは山がちの場所であるかによって変わる。海沿いでは色もスタイルも軽く、内陸のヴィンヤードに由来するブドウからは、厚みがあり、タンニンに富むワインが造られる。
■各キュヴェの詳細■

Terre di Chieti Pecorino Pasrtti IGT, Bianco
/テッレ・ディ・キェーティ“ペコリーノ”パセッティ 白 2005 ==>> 詳細はこちら
Colline Pescaresi Tenuta di Testarossa IGT, Bianco
コッリーネ・ペスカレージ“テヌータ・ディ・テスタロッサ” 白 2008 ==>> 詳細はこちら
Trebbiano d'Abruzzo Zarache DOC, Bianco
トレッビアーノ・ダブルッツォ“ザラケ” 白 2008 ==>> 詳細はこちら
Montepulciano d'Abruzzo Pasetti DOC, Rosso
/モンテプルチアーノ・ダブルッツォ“パセッティ” 赤 2006 ==>> 詳細はこちら
Montepulciano d'Abruzzo Tenuta di Testarossa DOC, Rosso
   /モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
“テヌータ・ディ・テスタロッサ” 赤 2005 ==>> 詳細はこちら
Montepulciano d'Abruzzo Harimann DOC, Rosso
/モンテプルチアーノ・ダブルッツォ“アリマン” 赤 2004 ==>> 詳細はこちら
Alto Tirino Pasetti IGT, Rosato
/アルト・ティリーノ“パセッティ” ロゼ 2009  ==>> 詳細はこちら
Olio Extravergine di Oliva  *参考品*
/オリオ・エクストラヴェルジーネ・ディ・オリーヴァ ==>> 詳細はこちら

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