Colle dei Marmi IGT Lazio, Bianco/コッレ・ディ・マルミ(ラツィオ) 白
*ワイン名:コッレ・ディ・マルミ(ラツィオ) 白
*原産国/地方:イタリア/ラツィオ州
*格付け:IGT ラツィオ
*ブドウ品種:フィアーノ100%
 カステッリ・ロマーニにある1.5ヘクタールの区画に植わる若木のブドウに由来。9月中旬に手摘みで収穫したブドウを直接圧搾。12度に冷却して12時間の前清澄を施す。その後、セメントとステンレス・タンクでアルコール発酵を行う。発酵温度は14度で、発酵期間は16-20日間。マロラクティック発酵は施さず、発酵後、フランス産のオークに移し、9ヶ月間熟成させ、無清澄で瓶詰め。収量は1ヘクタールあたり45ヘクトリットル。総生産量9,000本。コッレ・ディ・マルミとはイタリア語で「大理石の丘」を意味する。フィアーノが栽培されている区画に隣接する通りの名前に因んで命名された。

 黄金の反射を持った麦わらを思わせる色合い。黄色い果肉の果物やヴァニラ、アカシアの蜂蜜などの香りが感じられる。溢れんばかりの風味とフレッシュ感のある口中、余韻を残す果実味、そして栽培された土壌に由来するミネラルの構成によって複雑さとまろやかさが一際際立っている。

 サーヴィスは10-12度で。豆やパスタを入れた野菜のスープ、マヨネーズを添えたスズキの蒸し煮、川海老のパスタ、ライスなどに良く合います。

*コッレ・ディ・マルミは、2009ヴィンテージからフィアーノ100%になった。2008ヴィンテージまではヴェルディッキオがブレンドされていた。

『ビベンダ 2017年版』 ★5房(2014年物)
『ビベンダ 2016年版』 ★5房(2013年物)
『ビベンダ 2015年版』 ★5房(2012年物)
『ビベンダ 2014年版』 ★5房(2011年物)

『ヴェロネッリ 2015年版』 ★91点(2012年物)
『ヴェロネッリ 2014年版』 ★90点(2011年物)
『ヴェロネッリ 2013年版』 ★90点(2010年物)
『ヴェロネッリ 2011年版』 ★91点(2009年物)
『ヴェロネッリ 2010年版』 ★90点(2008年物)

『エスプレッソ誌 2014年版』 ★15.5/20点(2011年物)
『ルカ・マローニ 2012年版』 ★90点(2010年物)

『ワイン・アドヴォケイト 2013年8月号』
コッレ・デイ・マルミ2011年物は、フィアーノ種の美味しさが表現されている。大変ふくよかでゴージャス。ブーケは核果、シトラス、グレープフルーツ、ホワイト・アーモンドの皮とオレンジの皮の砂糖漬けをしのばせる。口当たりはミディアム・ボディで、さらにゴージャスに広がる。ドライ・ミネラルのノートが完璧で、凝縮した瞬間を生み出す。2013-2016年が飲み頃。★90点(評価:2011VT)