La Pineta IGT Toscana, Rosso /ラ・ピネタ(IGT トスカーナ) 赤 2015
*ワイン名:ラ・ピネタ
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
*原産地呼称:IGT トスカーナ)
*ブドウ品種:ピノ・ノワール100%

《10周年記念ラベル》
・・・2015VTでモナステロは10周年を迎えます。
これを記念して特別ラベルをデザインしました。
この10年で最高の仕上がりになるだろうと期待しています!

2006年物がワイン・アドヴォケイトでイタリアのピノ・ノワールとして史上最高の92点を獲得。ワイン・スペクテーターでも2006年物と2007年物が2年連続90点という高評価を獲得。イタリアを代表する醸造家ジャコモ・タキスもデカンター誌の2009年5月号で大絶賛した,正真正銘イタリア最高のピノ・ノワール。2001年に植樹されたロマネ・コンティの畑と同じブルゴーニュ最高の777クローンのピノ・ノワールから産み出される。

畑はピノ・ノワールのみが植樹された1.5haの区画で,標高495メートルの東向きの斜面で,石の多い石灰質土壌。ラ・ピネタとは松を意味するイタリア語。ラ・ピネタの区画が松林に囲まれていることから命名された。ラベルに描かれている木も松。

ブドウ樹の仕立ては厳格なギヨで,植樹比率は1ha当り5,900本。剪定時のブドウ樹1本当たりの芽は5-6個。収穫時に残す房の数は最大で3房で,1株から収穫するブドウは400グラム以下に押さえる。

*醸造
手摘みで収穫したブドウを90%除梗した後,12時間の低温マセレーションを施す。その後フランス,アリエ産のオークの発酵槽でアルコール発酵。発酵温度は25度で,発酵期間は約1週間。発酵終了後も18日間の果皮浸漬を行う。発酵と果皮浸漬の間は1日2回のポンピング・オーバーと1日1回のパンチング・ダウンを実施する。圧搾後,フランス,アリエ産の容量225リットルのミディアム・トーストのバリックに移し,マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成はシュール・リーの状態で行い,バトナージュは行わない。熟成終了後,無清澄・無濾過で瓶詰め。

*ラベルにはピノ・ネロとイタリア語で表記がされていますが,正真正銘,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの苗木家から提供を受けたブルゴーニュの最上のピノ・ノワールであるクローン777から造られています。

*各誌の評価
『ワイン・アドヴォケイト(アントニオ・ガローニ)』のコメント
2012 ラ・ピネタ  ★93点
2013年のラ・ピネタは,標高550メートルの1.5ヘクタールの区画に植樹されたピノ・ネロの見事な表現である。生産本数は約4,000本に限定され,ワインの80%は合衆国に輸出されている。1本のブドウ樹から300グラム以上のブドウが栽培されることのない超厳選の結果,見事に凝縮された果実そのもののアロマが残る。ワインは新樽で最大11ヶ月熟成する。典型的なトスカーナの表現である柔らかなタンニンとスモール・ベリーの果実のフレーバー,ブルー・フラワーとスパイスのアクセントがある。

2010 ラ・ピネタ  ★92+点
2010年のラ・ピネタは素晴らしい。このピノ・ノワールは明らかにニューワールド風の表現であるが,ワインのバックボーンには紛れもないトスカーナの酸のニュアンスが存在する。レッド・チェリーやプラム,甘い香辛料,リコリスなど,すべてがこのしなやかでジューシーなピノ・ノワールに織り込まれている。ワインはフィニッシュではもう少し精妙で控えめに変化する。

2007 ラ・ピネタ  ★90点
2007年のラ・ピネタは濃厚且つ超凝縮したワインで,明白にニューワールドのスタイルで造られている。果実味に欠けるものはないが,新鮮な印象をプラスするであろう2006年物が持っていた活気が少し感じられなかった。

2006 ラ・ピネタ  ★92点
ラ・ピネタ2006は所有地の比較的涼しい区画で栽培されたピノ・ノワールを100%使用している。ワインはオークの発酵槽で発酵され,フレンチ・オークの新樽で12ヶ月間熟成されている。これは強烈な超熟したピノで,トスカーナ産だと理解することは難しいが,秀でた濃厚さと余韻の長さを備え,内に秘めた香りが顕著に現れる。確かに猛烈なピノだが,素晴らしいバランスと沢山のハーモニーを有する。

ワイナリーの所有者であるアレッサンドロ・チェライはパオロ・パネライのカステラーレ・ディ・カステリーナ(キァンティ・クラッシコ),ロッカ・ディ・フラッシネッロ(マレンマ)等のワインで知られている。ポデーレ・モナステロはキァンティ・クラッシコの中心に位置するカステリーナ・イン・キァンティにチェライ自身が所有するワイナリー。チェライはピノ・ノワールと,カベルネ・ソーヴィニヨン/メルローのブレンドの2つだけを造っており,両方とも贅沢な果実味豊かなスタイルで,チェライのニューワールド・ワイン好きを物語っている。

『Vinous ヴィノス(アントニオ・ガローニ)』のコメント
2013 ラ・ピネタ  ★93点
2013年のラ・ピネタは印象的で,洗練されたヴィンテージである。前ヴィンテージにあったニュー・ワールドらしい砂糖漬菓子のニュアンスが少なくなった。新鮮な切花,スイート・レッド・ベリー,ミント,シナモンとカンゾウが全面に押し出されている。2013年はシルクのようにしなやかで,全体的に深く表現されている。イタリア産の最高級ピノ・ノワールのうちの1本だが,このワイン荷はそれを遥かに凌ぐ情熱がある。

2012 ラ・ピネタ  ★93点
2012年のラ・ピネタは,極上の深みと純粋さが誇らしい。ダークレッドチェリーや飴,花やスパイスが溶け合ったワインは気楽に楽しめるピノのなかから感慨深い性格を引き出している。この2012年は凝縮感があり見事であるが,まだすべての要素が正しい場所にあるわけではない。豊潤な余韻はすべてをまとめている。

2011 ラ・ピネタ  ★93点
濃厚で活気あるワイン,ラ・ピネタ2011年物は,グラスのなかでジューシーなレッドチェリー,カンゾウ,ミント,スウィート・スパイス,そして飴のニュアンスを感じさせる。凝縮感があり果実味が豊かで,すべてのバランスが良い。ここのワイン(カリフォルニア)にとても良く似ている。

『ワイン・スペクテーター』のコメント
2012 ラ・ピネタ  ★89点
サワー・チェリー,ストロベリーやスパイスのフレーバーがこの果実味豊かでジューシーな赤ワインを強調している。ミネラルとスパイスの余韻が長く,しなやかでバランスが良い。今から2017年まで飲み頃。

2011 ラ・ピネタ  ★90点
ジューシーなチェリー・レッドの層。しなやかなテクスチャーと優れたバランスを持つスパイス,ミネラル,土のノートが名残惜しく過ぎ去るようなフィニッシュ。2018年まで飲み頃。

2010 ラ・ピネタ  ★90点
チェリーやスグリの美しい赤。スパイスの香りは絹を思わせるテクスチャー。バランスがあり,フルーツやスパイスのノートが途切れることなく続く。今から2016年まで飲み頃。

2009 ラ・ピネタ  ★88点
チョコレートや少しトーストしたオーク,そしてベリーの香りが漂うピノ・ノワール。ソフトで豊か。繊細なワイン。

2008 ラ・ピネタ  ★85点
ラズベリー・ジャムが香るフル・ボディー・ワインで,柔らかなテクスチャー。軽快なフィニッシュ。このようなピノ・ノワールはあまり飲んだことがない。今が飲み頃。

2007 ラ・ピネタ  ★90点
これは豪華なピノ・ネロだ。イチゴや花,ミネラルの香り。フル・ボディで,洗練されたタンニンと上品でブレの無い正確な味わい。今飲んでも楽しめる。

2006 ラ・ピネタ  ★90点
ピノ・ネロにしてはとても濃い色調。コーヒーとチョコレートに潰したブラックベリーの強烈なアロマ。フル・ボディで柔らかく,ヴェルヴェットのような質感に長く続くフィニッシュ。楽しくも真剣なワイン。カリフォルニアのメリー・エドワーズのピノのようだ。カステラーレ・ディ・カステリーナのワインメーカー,アレッサンドロ・チェライのデビュー作。

<イタリア国内の評価>
『エスプレッソ』
2010 ラ・ピネタ  ★15.5/20点

『ガンベロ・ロッソ』
2010 ラ・ピネタ  ★2ビッキエーリ
カラー表示:2ビッキエーリのワインのうち,3ビッキエーリを決める最終選考まで残ったワイン