La Pineta IGT Toscana, Rosso /ラ・ピネタ(IGT トスカーナ) 赤 2016
*ワイン名:ラ・ピネタ
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
*原産地呼称:IGT トスカーナ)
*ブドウ品種:ピノ・ノワール100%
2006年物がワイン・アドヴォケイトでイタリアのピノ・ノワールとして史上最高の92点を獲得。ワイン・スペクテーターでも2006年物と2007年物が2年連続90点という高評価を獲得。イタリアを代表する醸造家ジャコモ・タキスもデカンター誌の2009年5月号で大絶賛した,正真正銘イタリア最高のピノ・ノワール。2001年に植樹されたロマネ・コンティの畑と同じブルゴーニュ最高の777クローンのピノ・ノワールから産み出される。

畑はピノ・ノワールのみが植樹された1.5haの区画で,標高495メートルの東向きの斜面で,石の多い石灰質土壌。ラ・ピネタとは松を意味するイタリア語。ラ・ピネタの区画が松林に囲まれていることから命名された。ラベルに描かれている木も松。

ブドウ樹の仕立ては厳格なギヨで,植樹比率は1ha当り5,900本。剪定時のブドウ樹1本当たりの芽は5-6個。収穫時に残す房の数は最大で3房で,1株から収穫するブドウは400グラム以下に押さえる。

*醸造
手摘みで収穫したブドウを90%除梗した後,12時間の低温マセレーションを施す。その後フランス,アリエ産のオークの発酵槽でアルコール発酵。発酵温度は25度で,発酵期間は約1週間。発酵終了後も18日間の果皮浸漬を行う。発酵と果皮浸漬の間は1日2回のポンピング・オーバーと1日1回のパンチング・ダウンを実施する。圧搾後,フランス,アリエ産の容量225リットルのミディアム・トーストのバリックに移し,マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成はシュール・リーの状態で行い,バトナージュは行わない。熟成終了後,無清澄・無濾過で瓶詰め。

*ラベルにはピノ・ネロとイタリア語で表記がされていますが,正真正銘,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの苗木家から提供を受けたブルゴーニュの最上のピノ・ノワールであるクローン777から造られています。

*各誌の評価
『ヴェロネッリ 2018』  イル・ソーレ(=太陽)を獲得!
イル・ソーレは,テイスターが最も感動したワインを全イタリア・ワインの中から選出する,ヴェロネッリで最も重要な賞で,2018年は10本が選出された。



『ワイン・アドヴォケイト(アントニオ・ガローニ)』のコメント
2015 ラ・ピネタ  ★92+点
2015のラベルには,7ヶ国語で“ピノ・ネロ”と記載されている。このワインは国際的に魅力あるブドウ品種のトスカーナの表現である。まだオークの影響を受けているにもかかわらず,ブーケは豪華だ。よりよいバランスが整うまでには後数年必要である。口内ではハッカと乾燥させた生姜のフレーバーがあり,新鮮かつスパイシー。非常に凝縮感があり,すべてを包み込む。

2014 ラ・ピネタ  ★90点
2014年のラ・ピネタは,トスカーナ地方では難しいヴィンテージを巧みに表現している。雨の多い冷夏だったにもかかわらず,このワインは豪華で調和が取れている。ブーケはワイルド・ベリーと青い花のノートが爽やかに開く。香りの強いハーブの繊細なニュアンス。このトスカーナ産ピノ・ノワールは,強いバルサミコの余韻が長く続く。生産量3,500 本。

2013 ラ・ピネタ  ★93点
2013年のラ・ピネタは,標高550メートルの1.5ヘクタールの区画に植樹されたピノ・ネロの見事な表現である。生産本数は約4,000本に限定され,ワインの80%は合衆国に輸出されている。1本のブドウ樹から300グラム以上のブドウが栽培されることのない超厳選の結果,見事に凝縮された果実そのもののアロマが残る。ワインは新樽で最大11ヶ月熟成する。典型的なトスカーナの表現である柔らかなタンニンとスモール・ベリーの果実のフレーバー,ブルー・フラワーとスパイスのアクセントがある。

『Vinous ヴィノス(アントニオ・ガローニ)』のコメント
2014 ラ・ピネタ  ★88点
今から数年間が飲み頃の活気に溢れるジューシーなピノ・ネロ。2014年は,当然ベスト・ヴィンテージにある明白さや多果汁ではないが,すべてのバランスが取れている。花,ラズベリー,メントールとスイート・スパイスが親しみやすいフィニッシュを美しく飾る。

2013 ラ・ピネタ  ★93点
2013年のラ・ピネタは印象的で,洗練されたヴィンテージである。前ヴィンテージにあったニュー・ワールドらしい砂糖漬菓子のニュアンスが少なくなった。新鮮な切花,スイート・レッド・ベリー,ミント,シナモンとカンゾウが全面に押し出されている。2013年はシルクのようにしなやかで,全体的に深く表現されている。イタリア産の最高級ピノ・ノワールのうちの1本だが,このワイン荷はそれを遥かに凌ぐ情熱がある。

2012 ラ・ピネタ  ★93点
2012年のラ・ピネタは,極上の深みと純粋さが誇らしい。ダークレッドチェリーや飴,花やスパイスが溶け合ったワインは気楽に楽しめるピノのなかから感慨深い性格を引き出している。この2012年は凝縮感があり見事であるが,まだすべての要素が正しい場所にあるわけではない。豊潤な余韻はすべてをまとめている。

『ワイン・スペクテーター』のコメント
2015 ラ・ピネタ  ★88点
芳しいオークのトースト香。この赤はチェリーやベリー系果実としなやかなテクスチャーが見事にマッチしている。スモーキーなノートとともにオーク香がフィニッシュに再び現れる。

2014 ラ・ピネタ  ★90点
スモーキーなスタイルで,チェリーとストロベリーのフレーバーが感じられるピノ・ノワールは,コート・ド・ボーヌに類似している。シルキーで調和が取れ,チェリーとミネラルの長い余韻がある。飲み頃は,2020年頃まで。

2013 ラ・ピネタ  ★90点
フルーティーで,スパイスを伴うブラックチェリーとブラックベリーのフレーバー。濃縮感のあるしなやかさ。ブラックチェリーとスパイスの余韻がある。

<イタリア国内の評価>
『エスプレッソ』
2010 ラ・ピネタ  ★15.5/20点

『ガンベロ・ロッソ』
2010 ラ・ピネタ  ★2ビッキエーリ
カラー表示:2ビッキエーリのワインのうち,3ビッキエーリを決める最終選考まで残ったワイン