Chianti Classico Casanuova di Nittardi DOCG, Rosso キャンティ・クラッシコ カサヌォーヴァ・ディ・ニッタルディ 赤 《アート・ラベル》 |
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*ワイン名:キャンティ・クラッシコ カサヌォーヴァ・ディ・ニッタルディ
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州*原産地呼称:DOCG キァンティ・ クラッシコ
*ブドウ品種:サンジョヴェーゼ100% |
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*醸造:
カステリーナ・イン・キァンティにある単一畑、ヴィーニャ・ドゲッサ/Vigna Doghessaのサンジョヴェーゼに由来。畑は海抜450mの南向きの丘に広がる。シスト(スレート粘板岩、泥岩が押し固められた変成岩。はく理性のある岩で硬い)に富んだ土壌は、上質なミネラルと心地良いフレッシュなワインをもたらす。 容量105ヘクトリットルのステンレス・タンクで発酵を行う。発酵温度は24-28度、発酵期間は8日間。その後、容量500リットルのフランス、アリエ産のバリック(新樽10%/ブランド:ナダリー及びダンプトス社)で14ヶ月間、コンクリート・タンクで4ヶ月熟成の後、2-3ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。 *コメント: 2021年は気候のバランスに恵まれたヴィンテージ 雪が降る普通の冬だった。キャンティ・クラシコの畑では3月中旬に早い芽吹きがあった。トスカーナでは4月に霜が降りた。トスカーナでは4月に霜が降りたが、ヴィーニャ・ドゲッサには影響はなかった。残りの4月と5月は雨が多く、ブドウの木に十分な水を与えた。夏は暑く、乾燥していた。ヴィーニャ・ドゲッサでの収穫は9月の第3週に行われた。 鮮やかなルビーレッドで、チェリー、スミレ、そしてアロマティックなスパイスの力強い香りを持つ。タンニンは柔らかく、ワインにシルクのような滑らかさを与え、長く持続性のあるフィニッシュへと導く。気候のバランスに恵まれたヴィンテージが、このワインの控えめなエレガンスの勝利に反映されている。このワインは様々なタイプの料理と合わせることができる。伝統的なビステッカ、フィオレンティーナや牛肉の煮込み料理に合わせたい。サーヴィスは16度で。 ジェームズ・アイヴォリー(画像中央) 当主の息子レオン(右)とダミアーノ(左)のフェムフェルト兄弟 ニッタルディのアート・ラベル・シリーズ、41回目の2021年は、アカデミー賞受賞映画監督・脚本家 ジェームズ・アイヴォリーによるもの。 ジェームズ・アイヴォリー James Ivory 1928年生まれ。イタリア、特にヴェネツィアとフィレンツェへの深い愛情は、トスカーナの美しさを捉えた忘れがたい傑作映画『眺めのいい部屋』で頂点に達した。最近では、『君の名前で僕を呼んで』の脚本でアカデミー賞を受賞した。 アイヴォリーのビジュアルアート(視覚芸術)への情熱は、1940年代後半のアメリカでの学生時代に始まった生涯の旅路である。このヴィンテージのために彼が制作した2つのコラージュのひとつは、ラベルを飾る「二人の兄弟 I due frari」。 ラベルに横顔で描かれているのは、レオンとダミアーノのフェムフェルト兄弟で、2つの顔が、キャンティの土地の最も暖かい色、ゴールド、ブルー、朱色で縁取られている。歴代のラベルでは初めて家族に焦点を当てた、人間がラベルの主人公となった。 もうひとつは包装紙を飾る「マティスへのオマージュ Omaggio a Matisse」。選ばれた色、赤と黄色は、力強く、インパクトがあり、晴れやかなヴィンテージを的確に表現している。これらの作品は、彼の変わらぬ情熱と芸術的才能の証である。その情熱はかつてないほど生き生きとし、活気に満ちている。 *各誌の評価: 『ファルスタッフ 2023年11月3日』 ★ベスト・キァンティ・クラッシコ受賞 94点(評価:2021VT) 紫色のエッジを持つ力強いルビーレッド。チェリー、ブラックベリーの香り。口に含むと力強く、生き生きとした酸味、きめ細かく、まだ若々しいタンニン、フルーティーな後味、素晴らしい余韻の長さ。 『ワイン・アドヴォケイト 2023年9月22日』★93点(評価:2021VT) アーティスト・シリーズの、オーガニックのこのワインは、甘いベリー、ベーキング・スパイス、トーストしたアーモンドを伴うリッチで温かみのあるヴィンテージの果実味を示す。バランスの取れた口当たりに素晴らしい凝縮感があり、濃い果実の輪郭がはっきりしている。ドライなオークのタンニンと甘いノートで締めくくられる。ラベルのアートワークはアメリカの映画監督ジェームズ・アイヴォリーによるもの。35,000本が2023年秋にリリース。 ルカ・マローニ ★93点(評価:2021VT) ジェームス・サックリング ★92点(評価:2021VT) ヴィノス ★92点(評価:2021VT) |