Chianti Classico Belcanto DOCG, Rosso
/キャンティ・クラッシコ“ベルカント” 赤 2014
*ワイン名:キャンティ・クラッシコ“ベルカント”
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
*原産地呼称:DOCG キァンティ・クラッシコ
*ブドウ品種:サンジョヴェーゼ90%,
他7種10%(カナイオーロ,コロリーノ,マンモロ,
フォリア・トンダ,プニテッロ,
マルヴァジア・ネーラ,チリエジオーロ)
*醸造
 “ベルカント”に使用するブドウのうち,半分はワイナリーが海抜450mの場所に所有する畑のもので,残りの半分はカステリーナの南,海抜270mのヴィッラ・ローザにほど近い畑に由来する。1968年に植樹が行われたヴィッラ・ローザの畑には,サンジョヴェーゼに加え,地場品種のカナイオーロ,コロリーノ,マルヴァジア・ネーラ,チリエジオーロ,マンモロ,フォリア・トンダ,プニテッロの品種が少量栽培されている。畑はいずれも片岩に富んだ粘土石灰岩土壌で,ワインに心地良いミネラルをもたらす。

 ブドウは手摘みで収穫。予め果汁のブレンドを行い,ステンレス・タンクで24-28度で8日間発酵。その後,ナダリー及びダンプトス社の2年使用のアリエ産バリックと30ヘクトリットルのバレルを併用し12ヶ月,コンクリート・タンクで4ヶ月熟成。ボトリングの後,さらに数ヶ月熟成。

*コメント
 2015年は長きにwたり我々に多くの喜びをもたらすであろう素晴らしいヴィンテージ。トスカーナ全域が由貴に包まれたリアルな冬に続き,5月末に穏やかな春が急に訪れた。暑い天候が続いたおかげで,まずヴィッラ・ローザの畑で,その1週間後にカステリーナで完熟した健康的なブドウを収穫することができた。

 エレガントなルビー・レッド。ジューシーなチェリーやラズベリー,地中海のハーブや花のノートのヒントをトンなうスパイシーなアロマが感じられる。ミディアム・ボディで魅力的なタンニンがあり,フレッシュかつ滑らかなフィニッシュ。トスカーナの前菜やシャルキュトリーだけでなく。あらゆる種類のパスタにぴったり。サーヴィスは16度で。

 “ベルカント”とは音楽用語で,完璧なハーモニーを意味する。ワイン評論家ルイージ・ヴェロネッリの言葉,“Wine is the earth's hymn to the heavens. =地球のワインは,天国への賛美歌だ”にも通じる。あらゆる点でベルカントはニッタルディの最新作に相応しい名称だ。いくつかの要素が完璧に響きあって素晴らしい音楽ができるように,いくつもの要素がうまく働き,調和がとれることにより素晴らしいワインが生まれる。

 ラベルはワインの歴史とテロワールに触れ,灰色のガレストロ(=マール)とキァンティ・クラッシコに典型的な赤い色調を表している。それはあたかも楽譜の8つの音符とベルカントを構成する8品種のブドウのよう。そして8つの小石のモザイクにニッタルディの歴史的な所有者で,ルネサンスの巨匠,ミケランジェロ・ブオナロティの顔が浮かぶ。

*各誌の評価
『ガンベロ・ロッソ 2018年版』  ★3ビッキエーリ(評価:2015VT)

ジェームス・サックリング  ★92点(評価:2015VT)

『ヴィノス 2018年7月』  ★88点(評価:2015VT)
・・・ソフトでジューシー,そして美味。すぐにでも飲める。アルコールに漬けたチェリーやミント,杉,甘いタバコ,ジビエの印象が,2015年物にさらに深みとニュアンスを与えている。

ジェームス・サックリング  ★91点(2014VT)
・・・ブルーベリーと新鮮なマッシュルームのアロマ。見事なタンニンを伴うミディアム・ボディのスタイルと新鮮なフィニッシュ。背景にある樹皮のニュアンスも好きだ。傑作ヴィンテージ。

ワイン・スペクテーター  ★91点(2012VT)
・・・深い暗赤色,ブラックチェリー,カシス,プラム,タールやスパイスのフレーバー。豊かなテクスチャーで力強い。ミネラルとスパイスの長い余韻。2017-2023年が飲み頃。

ジェームス・サックリング  ★92点(2012VT)

ビベンダ 2015年版  ★4房(2012VT)