Sorte O Solo DO Valdeorras, Blanco/ソルテ・オ・ソロ(バルデオラス) 白 2016




*原産国/地方:スペイン/ガリシア地方
*原産地呼称:DO バルデオラス
*ブドウ品種:ゴデーリョ100%
*栽培地域:バリェ・デル・ビベイ,サンタ・クルス・ド・ボロ
*土壌:削剥された花崗岩の重い砂質
*地形:テラス式の丘,緩やかに傾斜,南西向き
*標高:710メートル
*気候:大西洋の影響を受ける大陸性気候
*ブドウの平均樹齢:39年(1978年植樹)
*整枝法:コルドン・ロヤ
*栽培面積:0.47ヘクタール
*収量:1ヘクタールあたり24ヘクトリットル


(画像上)単一畑“オ・ソロ”のラファエル・パラシオス

*コメント
 バイオダイナミック及びオーガニック農法を導入している単一区画,“ソルテ・オ・ソロ”に由来。6時間のスキン・コンタクトの後,ミディアム・ローストしたフランス産の新樽を用い,天然酵母でアルコール発酵を実施。その後,フランス中部産の新樽(容量500リットル)で8ヶ月シュール・リー熟成を行う。この間,15日に1度バトナージュを実施。生産量2,880本。2016年4月瓶詰め。良年のみ作られ,これまでにリリースされたのは,2011年,2014年,2015年。

『ワイン・アドヴォケイト 2016年4月(224)号』
私は,ソルテ・オ・ソロ 2014の試飲を心から楽しみに待っていた。本当に感銘を受けたワインで,これまでに2011年と2009年の2つのヴィンテージしか存在しない。ソルテ・オ・ソロと呼ばれる区画は,標高720メートル(南西向き),バルデオラスのオ・ボロ地区,サンタクルス村のビベイ・バレーにあり,樹齢41年のゴデーリョが栽培されている。花崗岩の基層に砂,クオーツ(石英)と片岩の要素を含み,高酸度かつ完璧な成熟という希に見る見事な組合せの非常に上品なワインを生み出す。このワインは500リットルのフレンチ・オーク・バレルの新樽で発酵を行い,発酵終了後,引き続き同じ樽で澱と一緒に7ヶ月熟成させている。オークの痕跡はない。非常に気品が高く,タンジェリン・オレンジの皮,木蓮の花のアロマの特徴がある。柔らかなミネラルが感じられ,とても繊細で優雅だ。口中でも飛び切り豪華で,仰天するほどの酸と驚愕のバランスがあり,優美な奥深さに強い意志を感じる,まさに諺の“Iron Hand in a Velvet Glove=衣の下の鎧,外柔内剛”だ。花崗岩がもたらす衝撃的なミネラル。世界レベルのエレガントなワインで,スペイン最高峰の白ワインのうちの1つだ。他のヴィンテージにも感銘を受けたが,この2014年は素晴らしい。ブラボー!総生産本数は2,800本。2015年6月瓶詰め。  ★97/100点

『ペニン・ガイド』  ★97/100点(白ワイン ベスト2)

『ジャンシス・ロビンソン』
ファースト・ヴィンテージは2009年(2014年6月中旬に瓶詰め)。新樽で8ヶ月熟成。バレル・サンプル。最初はスbらしいオークの香りに続き,レモングラス,タンジェント・オレンジやミントなどのベーシックな香りが台頭。フレーバーは実に深みがあり,塩味,グレープフルーツ,オレンジの中果皮など,ベーシックな味わいが感じられる。
★18/20点(2014VT)

2014年から2020年が飲み頃。高台にある単一畑で樹齢38年のバイオダイナミック栽培のワイン。南西向きで,畑の最高地点は740メートルに達する。常に風が強く,ビーチのような砂地。収量は1ヘクタールあたり24ヘクトリットル。生産本数は2,680本。アス・ソルテスよりさらに刺激的で深みのあるフレーバーが感じられる。ワインが頂点を迎えるには,まだ時間を要する。非常に凝縮している。  ★18.5/20点(スペイン産白ワイン最高点)(2011VT)