BAD BOY (Bordeaux), Rouge
/バッド・ボーイ(ボルドー) 赤
■ワイン名:バッド・ボーイ 赤
■原産国/地方:フランス/ボルドー地方
■原産地呼称:AOC ボルドー
■ブドウ品種:メルロー100%
味わいはグラン・クリュ級!
やんちゃ者が造る大ヒットシリーズ第一弾

粘土石灰土壌で育つ樹齢30年以上のブドウから造られる。2005年が初リリースとなったこのワインは、ロバート・パーカーがテュヌヴァンをバッド・ボーイ(やんちゃ者)、ムートン・ノワール(黒い羊)と名づけたことが由来となっている。高品質で低価格のワインを造るならアッサンブラージュはボルドーにこだわらないという発想から生まれた。
ステンレスタンクで12日間アルコール発酵、キュヴェゾンはトータル20日間。ステンレスタンクで11ヶ月熟成。
2018年物の生産本数は約65,000本。醸造コンサルはジャン・フィリップ・フォール。

*評価
『ジェームス・サックリング』
2018バッド・ボーイ 92点

砕いたカシス、プラム、インク、黒鉛、甘草の香り。レモンの皮と塩のノート。ミディアムボディ、なめらかでタイトなタンニンとフレッシュな酸味。フレッシュでクリーンな仕上がり。直線的で上質。2024年にもっと良くなるが、しかしすでに非常に魅力的。

『ジェブ・ダナック』
2018バッド・ボーイ 90点

ジャン=リュック・テュヌヴァンによる美しく、紛れもなく美味しい作品。2018年物は深いルビーと紫の色合い。ジューシーなブラックチェリーとブラックベリーのフルーツが豊富で、ほんのりと土の香り、杉、タバコが感じられる。たくさんの魅力と個性と品位をもつ、お得な価格のボルドーワインをお探しの読者は、急いで何本か手に入れるべきだ。今後2〜4年は飲み頃。

『ワイン・アドヴォケイト』(2019年4月24日)
2018バッド・ボーイ 89-91点

濃い紫黒色の2018年物は、始まりは少しクローズしており、砕いたばかりのブラックプラム、温かいブラックベリー、ボイセンベリーとタバコの塊、落ち葉、ガリーグのノートに続く。フルボディで、濃縮され、しっかりと組み立てられており、歯ごたえのあるタンニンのしっかりとしたフレームと、まさに十分な清涼感があり、長く風味豊かな余韻。

『ヴィノス』(2021年3月)
2018バッド・ボーイ 88点

2018年物は、今から今後数年間にわたって飲むことができる、美味しい、飲みやすいワイン。ブラックベリー、チョコレート、スパイス、皮革、甘草がこの甘美な赤の個性となっている。繰り返しになりますが、ジャン=リュック・テュヌヴァンとミュリエル・アンドローは、この毎日飲める赤ワインで素晴らしい仕事をした。