BAD BOY SYRAH (Vin de France), Rouge
/バッド・ボーイ・シラー(ヴァン・ド・フランス) 赤 2014
■ワイン名:バッド・ボーイ・シラー 赤
■原産国/地方:フランス/ボルドー地方
■原産地呼称:ヴァン・ド・フランス
■ブドウ品種:シラー90%、メルロー10%
シャトー・ヴァランドローのテュヌヴァン、待望の最新作
ファースト・ヴィンテージ2014は生産本数2000本!

地球温暖化の中で、サンテミリオン地域でどのようにブドウが育つのかに関心を持ったジャン=リュック・テュヌヴァンが、新たなチャレンジを行った。ファースト・リリースとなった“バッド・ボーイ・シラー2014”は、1ヘクタール以下の区画から、2,000本のみ造られた。
シャトー・ヴァランドローの隣の石灰岩土壌の畑に植えられたシラー(90%)と、メルロー(10%)をアッサンブラージュ。シラーは2010年に植樹された若樹のため、肉付きをよくするためメルローを10%加えた。シラーは十分熟すのを待ち、2014年10月半ばに手摘みで収穫。
発酵は500リットルの回転式バレルと小さなタンクで実施。熟成は500リットルの同じバレルで行った後、225リットルの新樽で18ヶ月。醸造コンサルタントは20年以上ミシェル・ロランのチームで働いたジャン=フィリップ・フォール。サンテミリオンのスペシャリストで、彼のコンサルするワインの40%以上が、アンジェリュスなどを含むグラン・クリュ・クラッセ。

評価
『ワイン・アドヴォケイト』 (218号/2015年4月)
2014バッド・ボーイ・シラー 85-87点

これまでの通常の“バッド・ボーイ”よりも複雑で、ブーケが感じられる。フローラルな魅力があり、スミレのノートがグラスの中で広がる。口中はアロマと同じレベルは保たないものの、バランスが良く取れていて、ココアやダークチョコレートがフィニッシュまで感じられる。まさしく楽しめるボルドーワイン。

『ヴィノス』 (2015年4月)
2014バッド・ボーイ・シラー 86-87点

2014年のシラーは、ジューシーで毎日楽しめるジャン=リュック・テュヌヴァンのバッド・ボーイシリーズ。果実味が生き生きとし、フレッシュな2〜3年の間に楽しみたい。

『ベタンヌ&ドゥソーヴ』 (2016年版)
2014バッド・ボーイ・シラー 14/20点