Selection d'Emile Brut AOC, Blanc セレクション・デミル“ブリュット” NV 白・辛口 | |
*ワイン名:セレクション・デミル“ブリュット” *原産国/地方:フランス/シャンパーニュ地方 *原産地呼称:AOC シャンパーニュ *ブドウ品種:ピノ・ノワール75%、シャルドネ25% |
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*コメント:
トキシエール、アヴネ・ヴァル・ドール、ブージィ産のブドウを使用。 ステンレス・タンクで発酵後、引き続きステンレスでマロラクティック発酵を実施。アッサンブラージュの後、1リットル当たり24gのきび砂糖とシャンパーニュ産ワインを添加し、40ヶ月の瓶内二次発酵を行う。デゴルジュマンの後、ドザージュ9g/lit. を添加し、さらに2ヶ月セラーで寝かせてから出荷。 年間生産本数20,000本 ドメーヌのスタンダード・キュヴェ。ボランジェ・スタイルと呼べるほど、香りから喉ごしまで一貫して力強い。クラスを超えたコクが持ち味。 Selection d'Emileのエミルは、当主フレデリックの祖父の名前。 『アシェット・ワイン・ガイド 2019年版』 ★(1つ星) 『アシェット・ワイン・ガイド/2012年版』 ・・・この一族は、19世紀末にはシャンパーニュを造っていた。イヴ・ルーヴェは自身の名前のブランドを1970年にリリースし、2004年に栽培を息子のフレデリックに継承した。フレデリックは9ヘクタールのブドウ畑でブドウを栽培し、その大部分はモンターニュ・ド・ランスのアイとブージィのあいだの南向きの斜面に植樹されている。今年、審査員はドメーヌの2種類のキュヴェを高く評価した。どちらもピノ・ノワール75%とシャルドネ25%をアッサンブラージュしたものだ。審査員のお気に入りは2005年物の収穫ブドウに由来するこの“キュヴェ・ド・レゼルヴ”だ。澄んだ色合いで、どちらかという熟成している。しかし、上品でニュアンスが豊かで、表現力の香りが果物のコンフィや蝋の香りとともに感じられる。フレッシュさと豊満さのあいだの理想的なバランスの調子の口中。料理に合わせたいシャンパーニュで、すぐに味わうことができる。 『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス/2009年版』 ・・・この造り手はルーヴォワやブージィに近い、1級格付けの村トキシエールのブドウ畑のスペシャリスト。数年前からカリテ=プリ(品質と価格)のバランスの取れた力強いワインを提供している。ごく最近のロットは以前と比べて重たかったが、昨年提出されたワインはすべてが非の打ち所のないもので構成されていた。 “ブリュット・レゼルヴ”はやや琥珀色のローブで、力強さと柔らかさ、複雑さと余韻が結びついた<素晴らしいヴァレ・ド・ラ・マルヌの表現>。我々が試飲したノン・ヴィンテージのシャンパーニュのなかで、最上のブリュットの1つ。“ブリュット・セレクション”は力強く熟成しており、とてもクリアーで非常に風味豊か。全体として傑出している。理想的な価格と品質のバランス。 『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス』は、フランスのワイン評論家ミシェル・ベタンヌとティエリー・デソーヴが2007年秋から新たに刊行したワイン・ガイド。2人は2005年版まで著名なワイン・ガイドの『ル・クラスマン』の編集・執筆総責任者であったが、2006年版からはその職を離れていた。その2人が3年のブランクを置いて、新たに創設したガイドがこのワイン・ガイド。 |