Chiosu Fornelli Minustellu Vin de Table, Rouge/ シオス・フォルネリ ミニュステリュ(ヴァン・ド・ターブル) 赤 |
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*ワイン名:シオス・フォルネリ ミニュステリュ 赤 *原産国/地方:フランス/コルス地方 *原産地呼称:ヴァン・ド・ターブル *品種:ミニュステリュ100%(平均収量50hl) *生産本数:1,300本(初リリース:2015VT) |
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*醸造:
グリーン・ハーヴェストで6房残るように剪定。手摘みで収穫したブドウを100%除梗。48時間の低温静置後、ステンレス・タンクを用い、野生酵母のみでアルコール発酵を行う。発酵温度は27度。発酵期間は10日間。ルモンタージュを日に2回実施。発酵終了後、引き続き9日間の果皮浸漬を施す。空気圧式圧搾機で圧搾後、ステンレス・タンクで6ヶ月熟成。澱引き後軽くろ過を行い、瓶詰め。 ファースト・ヴィンテージの2015年物はステンレス・タンクで醸造することにより、品種の特徴を最大限に引き出すことに成功。ミニュステリュはコルスの地場品種で、畑からは消滅の危機に瀕していたが、近年、複数の造り手により栽培されるようになり、次世代の品種として注目されている。 *コメント: 紫がかった落ち着いたルビー色の上品なローブ。小さなレッドフルーツの香りに甘草のノートがあり、豊満で深みのある味わい。しなやかな骨格に絹のようなタンニンが感じられる。サーヴィスは18-20度で。 『テール・ド・ヴァン 2016/1/22付』掲載のコメント 「コルス、土着品種の功績で復活:“ビアンコ・ジェンティルとミニュステリュが流行”」 ・・・次世代の新品種、ビアンコ・ジェンティル、ミニュステリュなどが台頭してきている。AOCを名乗る場合の使用上限は10%と規定されているが、造り手のなかにはAOPの表示を諦めてでも、これらの品種の配合率を上げる者、さらには単一品種でワインを造る者もいる。ミニュステリュは赤ワインに色と円みを与えることで知られる。 『ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2022年版』 ★91点(評価:2020VT) 『ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2023年版』 ★92点(評価:2021VT) |