Sancerre La Croix du Roy AOC, Rouge/サンセール“ラ・クロワ・デュ・ロワ” 赤 2014
*ワイン名:サンセール
“ラ・クロワ・デュ・ロワ” 赤
*原産国/地方:フランス/ロワール地方
*格付け:AOC
*ブドウ品種:ピノ・ノワール
*コメント
小石混じりの白い土の複数の区画で栽培されたピノ・ノワールをブレンド。植樹比率は,1ヘクタールあたり6,800-8,500株。畑に応じて除葉や中耕を行う。1989年からオーガニックで土壌改良をしている。シンプル・ギュイヨ式で栽培,春に摘芯を実施。必要に応じてグリーン・ハーヴェストを行う。リュット・レゾネで栽培。

収穫は手摘みで行い40kgの籠に入れて選果台へ運び,厳選。約30日間温度調整管理付のステンレス・タンクでマセラシオンを実施した後,状態に応じてルモンタージュやピジャージュを実施。フリーラン果汁と圧搾果汁をブレンド。樽(75%),ステンレス・タンク(25%)で11ヶ月熟成。9月にアッサンブラージュを行い,さらに11ヶ月ステンレス・タンクで熟成。翌年9月に瓶詰め。

ルビー色のローブ。赤い果実,花,種入りの果実の香り。石灰土壌に由来するチョーク(白亜)の香りが表現されている。口中は上品で繊細,バランスが取れている。絹のようになめらかで調和が取れており,余韻が長い。6年熟成が可能。

『ワイン・アドヴォケイト201号(2012年6月号)』掲載のコメント
・・・クロシェの2009年サンセール“クロワ・デュ・ロワ”は非常に良く出来ていて,新鮮な果実のジューシーさがあり、活き活きとしている。ダークチェリーやプラムの甘味が感じられ、良く熟れたこのヴィンテージを表現している。紅茶や革の香りに大豆の風味が加わり,口中からフィニッシュまで魅了する。3-4年は楽しみたい。クロシェは笑いながら言った。「2009年にうわさが駆け巡った。リュシアン・クロシェでは白より先にピノを収穫した!と。これは本当で,最適に熟したものを摘むのは必要なことだからだ」。  ★88/100点(評価:2009VT)

『ヴィノス(2012年6月号)』掲載のコメント
・・・最近,あまりサンセールを飲んでいなかったが,このクロシェの2009年物を試飲した際,何かが明らかになった。ワインは非常に深みがあり,リッチでゴージャスだが,決してミネラル感や躍動感は失っていない。美しいワインで,日常の食事に溶け込むワイン。  ★90/100点(評価:2009VT)

 
画像:(左)熟成庫/(右)熟成中の赤ワインを試飲するジル・クロシェ