Vinsobre AOC, Rouge ヴァンソブル 赤 2015
*ワイン名:ヴァンソブル
*原産国/地方:フランス
/コート・デュ・ローヌ地方
*原産地呼称:AOC ヴァンソブル
*ブドウ品種
  2015, 2013VT:グルナッシュ60%,グルナッシュ40%
  2011-2013VT:グルナッシュ65%,グルナッシュ35%
  2008VT:グルナッシュ75%,シラー25%
*醸造
手摘みで収穫したブドウを厳格に選別し,100%除梗。発酵に先立ち,2-3日の低温マセレーションを施す。その後,温度管理機能付きのステンレス・タンクでアルコール発酵を行う。発酵温度は28度で,発酵期間は約26-28日。発酵期間中,1日1回のルモンタージュと5日に1回のデレスタージュを行う。櫂入れは行わない。発酵終了後,さらに5-6日間の果皮浸漬を実施。圧搾後,引き続きステンレス・タンクでマロラクティック発酵と熟成を行う。熟成期間は,ヴィンテージに応じて10-12ヶ月。アッサンブラージュは熟成の3-6ヶ月目に実施。清澄は行わず,ごく軽く濾過を施して瓶詰め。瓶詰めは太陰暦に応じて行う。収量は22ヘクトリットル。総生産量9,000本。スタンダード・キュヴェとしては非常に少ない生産量で,ドメーヌの品質に対する強いこだわりが感じられる。

*コメント
深いルビー・レッドの色調にスミレ色の反射。赤スグリや香辛料を思わせる香りがある。口中はハーモニーが取れ,果物の風味が感じられる。スパイシーなフィニッシュには,リコリスのノートがある。サーヴィスは17-19度で。ソースを添えた肉料理や,グリエした肉料理と相性が良いでしょう。

『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス 2016年6月号)』
★今年の最優秀ワイン スペシャル・ヴィンテージ2015に選出!

・・・チョコレートとブラック・フルーツが効いた力強い味わい。この男性的なワインは熟成したさらに洗練させる必要がある。

『ワイン・アドヴォケイト 216号(2015年6月号)』掲載のコメント
・・・驚くべきヴァンソブル(このアペラシオンから目を離すな!)。2015年のヴァンソブルはブラック・ラズベリーと潰したスミレ,ポプリの複雑な装いがミディアム-フル・ボディに現れている。信じられないほどのエレガンス,継ぎ目のないスタイル。私(ジェフ・ダナック)はその純粋さが好きだ。これは容易に傑出したワインとなるであろう。  ★90-92/100点(評価:2015VT)

『ワイン・アドヴォケイト 216号(2015年6月号)』掲載のコメント
・・・グルナッシュにシラーを混醸。ステンレス・タンクで熟成されるエントリー・レベルのヴァンソブル2013。ミディアム・ボディの軽やかな質感。グラスのなかで時間の経過とともに強調されるエレガンス。甘いチェリーとブラックベリー,甘草,スパイスのアロマとフレーバーがたっぷりと現れる。  ★88/100点(評価:2013VT)

『ワイン・アドヴォケイト 210号(2013年12月号)』掲載のコメント
・・・2012年物は,まず上品で,木イチゴ,ベリー,下草,カンゾウのニュアンスを帯び,グラスから立ち上がる香りによって輪郭が捉えられている。甘美な果実に溢れるピュアでジューシー,またはっきりとしたこのミディアム・ボディのワインは,4-5年は味わえる美味な赤。

 当主のジェラール・コンスタンはこれらのクレイジーで素晴らしい作品を,南ローヌの北部に広がる将来有望なヴァンソブルにある20エーカーの畑で造っている。ワイナリーのさらなる進化が,ワインに目覚しい純粋さとフレッシュ感を与えている。適正な価格で高品質のワインを探している読者は,このドメーヌの上昇気流に乗るべき。  ★88-90/100点(評価:2012VT)

『ワイン・アドヴォケイト 203号(2012年10月号)』掲載のコメント
・・・2011年のヴァン度ブルはステンレス・タンクで銃声させたグルナッシュ65%と,2年間オーク樽で熟成したシラー35%で構成されている。濃いルビー/紫色を呈するこのセンセーショナルな赤は,レッドチェリー,ラズベリー,トリュフ,甘草,ロースト肉のノートをまとっている。調和が取れ,スパイシーで魅力的で丸みがあり,素晴らしくピュアで新鮮なフル・ボディのようなミディアム・ボディ。15.5%のアルコールの途方もないスケール感は特筆すべきであろう。3-4年が飲み頃。ヴァンソブル“コンフィダンス”2010同様,シャトーヌフ・デュ・パプから北東におよそ29キロ離れた地に20エーカー(およそ8ヘクタールの小さなドメーヌを完璧に運営するジェラール・コンスタンが造り出す衝撃的オファー。標高300-400メートルの石灰岩/沖積土壌に植樹されている。  ★90/100点(評価:2011VT)

『ワイン・スペクテーター(2012年8月31日号』掲載のコメント
・・・力強いビタースイート・ココアのノートに裏打ちされたダークカラントのジャム,プラムの果皮,ローストしたタバコの葉のノートが完全に出てくるのを待っている。まだ,きつさが残る。洗練さを示すスミレのノートがフィニッシュで反響する。セラーで寝かせ,2013-2017年が飲み頃。生産数量1,000ケース。  ★91/100点(評価:2010VT)

『インターナショナル・ワイン・セラー(2012年5月号』掲載のコメント
・・・不透明なルビー色。スモーキーなオーバートーンと,強く刺激するようなスパイスが効いたチェリーやブラック・ラズベリー,そしてラヴェンダーのアロマ。飲み口はみずみずしくスムーズ,次第に口中で引き締まり,凝縮したダークフルーツのフレーバーが口当たりの良いミネラルによって押し上げられてくる。フィニッシュに感じられるエネルギー,生き生きとしたミネラル感と長く続くスパイシーな印象を強調している。北ローヌらしい一品。。  ★91/100点(評価:2010VT)

『ワイン・スペクテーター(2010年10月31日号)』掲載のコメント
・・・濃厚な色調で,カシスやイチジク・ペースト,熟した果物,紅茶,グラファイト,ほろ苦いガナッシュのノートなどが感じられ,このヴィンテージとしてはとても肉感的でリッチ。良く調和したグリップで,リンゴを思わせるフィニッシュがある。今から2012年までが飲み頃。  ★90/100点(評価:2008VT)

『ワイン・アドヴォケイト190号(2010年8月号)』掲載のコメント
・・・ヴァンソブルと呼ばれる村名ワインは愛さなければならない。この2008年物は深いルビー・レッド/プラムの色調に加え,リコリスやカシス,土,胡椒などの甘く強烈な香りがある。ミディアム・ボディでスパイシーで,すでに十分熟成している。この1-2年が飲み頃だ。  ★88/100点(2008VT)

『ワイン・アドヴォケイト 185号(2009年10月号)』掲載のコメント
・・・2008年のヴァンソブルは,オークの小樽でマロラクティック発酵を行い熟成したグルナッシュ75%,シラー25%のブレンドである。収量は低く,1ヘクタール当たりわずか25ヘクトリットルだった。濃厚で,ミディアムからフル・ボディのこのインキーなワインからは,胡椒,粉々になった岩,春の花,ローストしたハーブや墨の香りが漂う。巨大で,濃縮されたこの2008年物は,このヴィンテージとしては異例と呼べる出来映えで,7-8年の間に飲むことをすすめる。

このドメーヌは,以前はドメーヌ・レ・ゾスロンと呼ばれていた。昨年,私が試飲したワインのなかでも驚異的な発見となったものだ。2007年は飛び抜けた2つのワインを造り,より難しい2008年においても,その努力が面割るとても良いワインを造っている。  ★87-90/100点(評価:2008VT)