Cahors Extra Libre Chateau du Cedre AOC, Rouge
カオール エクストラ・リーブル シャトー・デュ・セードル 赤
*ワイン名:カオール エクストラ・リーブル
*原産国/地方:フランス/南西地方
*原産地呼称:AOC カオール
*ブドウ品種:マルベック95%、メルロー5%
*収量:1ヘクタールあたり38ヘクトリットル
*醸造
最上のブドウを選び、手摘みで収穫。100%除梗。コンクリート・タンクを用い、28度で発酵。最初の2日間は日に4回の櫂入れを行い、10日間は毎日2分間のルモンタージュを行う。発酵期間を含む28日間の醸しの後、空気圧式圧搾機で圧搾。その後、コンクリート・タンクでマロラクティック発酵。ルソー社製の大樽(7,500リットル)に移して12ヶ月熟成。澱引きせずに瓶詰め。SO2フリー。

*コメント
非常に上品な黒に近い深いバイオレットの色調。ブラックフルーツと新鮮なレッドフルーツが詰め込まれた香りが開く。味わいは見事な穏やかさを持つ果実に丸みと繊細さが加わる。魅了的な張りのあるこなれたタンニンが心地よい。

*2018年について
ファーストヴィンテージから、このキュヴェは飽きないキュヴェであると好評。そして2018年物はその特徴を見事に表現しています!実際、2018年物は革新的なカオールのワインとして、マルベックという品種の豊かさと多様性を示しています。マルベックは、一方では食べるのが好きな庶民のためのワインとして、他方では味にうるさい専門家のためのワインとして、幅広い層に対応するのです。
香りは黒果実とスパイス。ミントやグリーンペッパーなど、植物性の香りもあります。口に含めると洗練された果実の味わいが広がり、タンニンはそこまで強くなく、落ち着いている。そのため、新鮮でなめらか、そして飲みやすいジュースを飲んでいるような印象があります。

*各誌の評価
★ザ・ワシントン・ポスト(2018年1月1日)エクセレント/2つ星半(評価:2018年物)
エリートなワイン。

★RVF誌2017年版15.5/20点(評価:2015年物)
非常に説得力のあるヴィンテージ。マルベックをより魅力的に輝かせるための、前人未到で興味深い開拓。

★RVF誌2019/2月号『見逃してはならないヴィニュロン』に掲載