Pacherenc du Vic Bilh Louise d'Aure AOC, Blanc /パシュラン・デュ・ヴィック・ビル ルイーズ・ドール 白 |
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*ワイン名:パシュラン・デュ ・ヴィック・ビル ルイーズ・ドール 白
*原産国/地方:フランス/南西地方*原産地呼称:AOC パシュラン・デュ ・ヴィック・ビル
*ブドウ品種:グロ・マンサン50%、プティ・マンサン50%
ヴィンテージ2022よりラベルが変わりました。 |
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*土壌:砂利混じりの粘土土壌。南向きの傾斜の緩やかな斜面。 *畑:平均樹齢15年のブドウ樹が植わる2ヘクタールの畑で、グロ・マンサンとプティ・マンサンを50%ずつ栽培。 *栽培:環境とブドウに配慮したリュット・レゾネを実践。部分的に下草を生やしている。平均収量は1ヘクタール当り37.5ヘクトリットル。7月にグリーン・ハーヴェストを行い、プティ・マンサンは1株当り11房、グロ・マンサンは1株あたり9房を残して、8月以降の成熟期に誘う。 *収穫:100%手摘みで、11月中旬に過熟したブドウを収穫する。過熟したパスリヤージュの状態のブドウだけで十分な自然糖度が得られるため、貴腐ブドウは使用しない。 *醸造: 収穫したブドウを完全に除梗。酸化を防ぎながらソフトに圧搾を行う。よりリッチで、より粘性があり、よりフルーティーなワインを得るために、発酵前の果汁を3度に冷却し、8日間にわたって1日2回のバトナージュを行う。その後、澱や沈殿物を取り除き、果汁の温度を16度に上げて発酵を開始させる。アルコール発酵はミディアム・トーストのアリエ産のバリックで、3-4週間かけて行う。発酵温度は18度。ヴィカール社とスガン・モロー社のバリックを使用。発酵終了後、引き続きバリックで熟成を行うが、収穫の翌年の3月までは1週間に2回のバトナージュを行い、澱が沈殿しないように浮遊させる。マロラクティック発酵は行わずに6月まで熟成を続け、その後、樽から引き抜いてアッサンブラージュを行う。無清澄で、ごく軽く濾過を施して瓶詰め。 *コメント: 美しい黄金のローブ。花やハチミツのニュアンスのあるエキゾチック・フルーツや果物のコンフィの素直な香りに混じり、ヴァニラのタッチが感じられる。口中は生き生きとしていて、リッチで豊満。酸と糖のバランスが絶妙で、フレッシュな味わい。甘さが支配的ではない酸の残るフィニッシュで、余韻も長い。冷やしてアペリティフに。また、ブルー・チーズやフォワ・グラと素晴らしい相性を奏でる。 *各誌の評価: ■ ワイン・エンスージアスト 92点 (2020年物) 甘さと酸味のバランスが良く、アップルクリームとオレンジの皮のフレーバーがエッジの効いた骨格と調和している。 ■ アシェット2021年版 二つ星★★ (2019年物) マンゴー、ライチ、パイナップルのエキゾチック・フルーツのフルーツ籠に始まり、アタックは優しく、続いて円みのある、しかしながら奥には爽やかさのある凝縮した味わい。これは非常にバランスのよいワインで、蜂蜜のノートと果実のコンポートに、少し苦みもある心地よい余韻が続く。 ■ アシェット2020年版 一つ星★★ (2018年物) |