Madiran Symbiose AOC, Rouge
／マディラン　サンビオーズ　赤
＊ワイン名：マディラン
サンビオーズ　赤
＊原産国／地方：フランス／南西地方
＊原産地呼称：AOC マディラン
＊ブドウ品種：タナ100%
＊土壌：標高240mのピレネー山脈に面した南向きの急斜面。大きな石が混ざった粘土質土壌。

＊畑：植樹年2001年、2.5ヘクタール。

＊栽培：環境とブドウに配慮し、可能な限り自然に近い完全草生栽培を実施。

＊醸造：
亜硫酸塩を添加せずに醸造・熟成。収穫時1株に7房残るように剪定。1ヘクタールあたりの平均収量は45hl。除梗をし、小さなコンクリートタンクでアルコール発酵。22℃で15日間発酵させ、最初の2日間は1日3回ピジャージュまたは、ルモンタージュを行う。発酵後浸漬を13日間実施。キュヴェゾン期間は合計で28日間。その後、コンクリートタンクで12ヶ月熟成。6ヶ月ごとに澱引きを行い、マロラクティック発酵終にアッサンブラージュ。循環（クロスフロー）式膜状濾過を施し、9月にボトリング。年産本数15,000本（2021VT）

＊コメント：
濃厚で持続性のあるビュルラ種のサクランボ色のローブ。熟した果実にややスパイシーな香り。肉厚で甘く、ふくよかな味わい。この新世代のマディランはパワフルで過不足なくパワーを発揮する。サーヴィスはデカンタージュして15〜16℃で。フレッシュハーブを使ったファラフェルや、タイ風ダックカレーなどに相性が良い。

＊バックラベルの言葉：
葡萄樹、テロワール、歴史に対して私たちが感じる浸透と共生がこのボトルに表現されています。この100％タナのキュヴェは、私たちにとって大切な南西地方原産である葡萄の個性、豊かさ、寛容さのすべてを反映しています。亜硫酸塩を添加せず、最もシンプルな形で、私たちの曾祖父母の遺産である葡萄の自然さをできるだけ残したいと考えました。このワインは、新鮮なハーブを使ったファラフェルやタイ風鴨カレーなどとともに、今から楽しめます。

＊各誌の評価：
■ パリ農事コンクール2023　銀賞受賞　（2021年物）

■ アシェット2023年版　一つ星★　（2019年物）
このヴィンテージは、18ヶ月の間タンクで熟成。新鮮なカシス、メントール、すみれの凝縮した上品なアロマを持つマディラン。ペッパーの効いた味わいは、生き生きとしたアタックに、豊かな、よく構成されている。すこしカーヴで寝かせるとよいだろう。