Rosso Toscano "l'Amaranto"/ロッソ・トスカーノ ラマラント IGT 赤 | |
*ワイン名:ロッソ・トスカーノ ラマラントIGT 赤 *原産国/地方:イタリア/トスカーナ州 *原産地呼称:IGT トスカーナ *ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、 サンジョヴェーゼ
*畑の位置:標高240-270メートル/南西向き/斜度30-40%
*土壌:小石混じりの粘土石灰質土壌
*植樹面積:0.5ヘクタール*植樹比率:1ヘクタール当り4,000本 *植樹年:1983年、1993年 *仕立て方法:コルドン・グイヨ *収量:1ヘクタール当り35ヘクトリットル *アルコール度数:13.5% *年間総生産量:2,500本 |
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*醸造:
手摘み収穫したブドウを除梗・破砕、野生酵母のみでアルコール発酵。発酵はセメント樽で7-10日間(22-30度)。その後30日間の長期マセレーション。この間、最初の2日間は1日に3回、その後は1日に2回ルモンタージュを行う。極軽くプレスしたワインの1/3はサンソー社のミディアム・トーストしたアリエ産バリック(3年樽)、残りの2/3は500リットルのトノー(2年樽)で12ヶ月熟成。瓶詰めの4-6ヶ月前にアッサンブラージュ。澱引きはマロラクティック発酵後、翌年の春と秋に各1回ずつ行われる。卵白を用いて清澄。無濾過で瓶詰め。 *コメント: 紫色の色調を持つガーネット色。カベルネ由来のカシス、シガー、杉のノート。チョコレート、ヴァニラ、ミネラルの印象。フル・ボディで、果実味が豊富。赤身肉のグリル、煮込み料理、ジビエなどしっかりとした料理との相性が抜群。また、ウォッシュタイプのチーズなど個性の強いチーズとともに。サーヴィスは16-18度で。 *各誌の評価: 『ガイド・ヴィーニ・イタリア・ビオ 2008年版』掲載コメント 〔王冠マーク=その年の優良ワイン〕 ・・・少量のがっしりとしたサンジョヴェーゼとともに、カベルネ・ソーヴィニヨンを用いたラマラントは、2年の後に再び本誌に戻ってきた。そして、それは眩いばかりのものだった。ブラックベリーの香り、トウガラシやオリエンタルなコショウを思わせる洗練されたタンニンとアロマに由来する味わい。14.5%でアルコリックに感じるが、深みのあるビロードのような舌触りがゾクゾクさせる。カシーナ・ディ・コルニアのマエストロが生み出す真の会心作だ。 『ヴェロネッリ 2009年版』:★★★ 90点(評価:2005VT) |