Brunello di Montalcino DOCG, Rosso/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 赤 2011
*ワイン名:ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 赤
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
*原産地呼称:DOCG ブルネッロ
・ディ・モンタルチーノ
*ブドウ品種:サンジョヴェーゼ100%
*醸造
9月下旬から10月下旬までに手摘みで収穫した果実の選別・除梗を行い,24時間低温マセラシオンを施す。発酵は自然酵母を用いて21-27度で温度管理した小さなステンレスの容器で16日間。発酵の序盤と終盤に手作業による櫂入れ(1日4-5回)を行い,中盤は1日3-4回ルモンタージュを実施。圧搾はMori社のバスケット型で行い,5%までプレス・ワインをブレンド。
熟成:フランス,アリエ産の容量500リットルの樽(新樽10%)で42ヶ月熟成。樽はカリフォルニア・カルトのコルギンやタンタラが採用しているレモンド Remond社製のオークをミディアム・トーストしたものを用いている。清澄やフィルタリングは行わず,澱引きも必要な場合に限って行う。2010年物の瓶詰めは2011年7月13日。瓶内熟成18ヶ月以上。

◆『ワイン・スペクテーター』のコメント
 2011 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  92/100点

豪華なブルネッロ。チェリーやスグリ,タバコ,鉄分,紅茶のフレーバーを合わせた特徴がある。しっかりとした密度の高いストラクチャーに支えられた芝生やミネラルの長く複雑に響き渡る余韻。飲み頃は,2018-2032年。

 2008 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  93/100点
溢れるほどのユーカリとバルサミコ酢のノート。この赤はタバコとなめし皮とともに,チェリーやラズベリーの芯を誇らしく感じさせる。しっかりとしていてバランスが良く,余韻が長い。親近感がある。(2013年6月15日号掲載)

 2007 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  91/100点
このモダンな赤はオーク香によってチェリーやプラム,なめし皮のフレーバーにアクセントを与えており,お互いを引き立てている。長い余韻のなかにヒマラヤスギとタバコのノートを感じる。(2012年10月31日号掲載)

 2006 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  95/100点
同時に試飲したすべてのブルネッロのなかで見事No. 1に輝いた2006年物。「特におすすめしたいワイン」そして,大きくカラーでも紹介されました。
果実味たっぷりで豪奢なスタイル。しかし,未だにフレッシュで,サクランボやラズベリー,ブラックベリーなどの香りが前面に出て,その背後にタールや甘草の香りが感じられる。ワインの豊かさが口中を覆いつくし,フィニッシュには濃密なタンニンが溢れる。今からでも楽しめるが,もちろん熟成させても良い。(2011/6/15日号掲載))

 2005 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  90/100点

 2004 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  91/100点

◆『ワイン・エンスージアスト』のコメント
 2008 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  90/100点

スパイスやタバコそのもののノートが,このブルネッロのたくましく男性的な性格を作り上げている。セラーのなかで数年熟成され,進化したチェリー・コーラや甘草,薬味,スモークド・ベーコン,そして干した黒ブドウのヒント。これらのフレーバーには全体的にフィネスがあり,シルキーなフィニッシュ。

 2007 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  94/100点
成熟した果物の要素が完璧に含まれているが,うわべだけの過剰さではなく,また,あからさまにジャミーでもない。シナモンや土,クローヴなどのスパイス,そして,れっど・チェリーやブラックベリー,プラムなどのふくよかなトーンとともに柔らかく丸みがある。しかし,何よりも本当に素晴らしいのは,新鮮な密度と全体的にしなやかな質感である。

◆ジェームス・サックリングのコメント
 2011 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  91/100点

酸味とレモンの皮のヒントの後に,ドライ・チェリーを感じる新鮮でクリーンなワイン。ミディアムからフル・ボディ。独特の風味と酸味。今が飲み頃。

 2008 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  91/100点
干しすもものヒントと,たくさんのスウィート・ベリー・フルーツ。フル・ボディ。ドライ・フルーツとタンニンの余韻が長く,見事だ。

 2007 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  93/100点
なめし皮やドライ・シトラス,ベリーの香り。柔らかい担任と新鮮なフィニッシュを備えたフル・ボディの味わい。生き生きとした酸,ドライ・シトラスの多くの個性と塩味が感じられる。今すぐ味わっても良いし,熟成させても良い。

◆ジャンシス・ロビンソンのコメント
 2011 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  16.5/20点

ブラインドでテイスティングを行った。オレンジがかった深いルビー色。ノーズに果実のコンフィのヒントがあるが,強く主張しすぎない。口内は完熟果実を感じるが,調和を取るための微かな酸味がある。楽しい。アルコール度数14.5%。飲み頃は2024年まで。

 2008 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ  17/20点
縁にオレンジのニュアンスを伴うルビー色。ほんの少し還元香があるが,ハーブの香りと見事な酸,チェリー・フルーツの口当たりはクラシックな仕上がり。大変エレガントで,ぎっしち詰まったタンニンを感じる。新鮮でかみごたえのあるハーバルな余韻はなかなか消えることがない。