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◆ガイド評価◆
『ボルドー』 ロバート・M・パーカーJr. 著
シャトー・ダルシュ
あまり知られていないこのソーテルヌのシャトーは、しっかりとして信頼できる、価値あるワインを造ることが出来る。ブドウ園はソーテルヌの村のすぐ北にあり、過大評価されている第1級シャトー・ラ・トゥール・ブランシュ(La Tour Blanche)の隣に位置している。ダルシュの豊かで、貴腐の風味のある1980年、スタイリッシュで、力強いが控え目な75年、そして優雅でいて軽やかな71年、これらは最近のヴィンテージの中で抜きん出ている。1978・79年、そして驚いたことに70年のものは平凡なワインであった。しかし83年はここ数十年間に造られた中でも最良のダルシュのようだ。これは力強く豊かで、どちらかと言うと重いスタイルのソーテルヌだ。
『ワイン・バイヤーズ・ガイド/第7版』 ロバート・M・パーカーJr. 著
シャトー・ダルシュ ★★★
『ワイン・アドヴォケイト』
シャトー・ダルシュ 白 (ソーテルヌ・グラン・クリュ) 2018 (92-94)点
正々堂々とした、明るく淡いレモン色の2019年物は、新鮮なパイナップル、ドライマンゴー、ジューシーなアプリコットの強烈なノートに加えて、チョークダスト、レモンハニー、ムスクの香りが、グラスから駆け出してくる。味わいは、実に跳躍し、活気に満ちた若々しいトロピカルフルーツと柑橘系のフルーツのフレーバーが、爽快な酸味に裏打ちされ、チョークのエッジがきいた長く見事な余韻。
『ベタンヌ&ドゥソーヴ2020』
ソーテルヌの最高区画シャトー・ラモットとシャトー・フィローに隣接する最高の位置にある。ソーテルヌのワインツーリズムを発展させるべく、当主はシャトーに高級ホテルを併設した。ワインはまじめに醸造され、クリュ・クラッセに期待されるクオリティーにふさわしく年々進化している。
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