HOME >> 生産者情報 >> ドメーヌ・ピエール・クロス(フランス/ラングドック地方) 

↓INDEX↓
ピエール・クロスの哲学
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ドメーヌについて
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畑・栽培について
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ピエール・クロスのことば
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各キュヴェの紹介
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『アシェット』のコメント
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◆『アシェット』のコメント◆

■アシェット2017年版
 レ・ザスプレ 2013 ★

(ドメーヌの説明は前年と同様のため割愛)。 2013年のようなデリケートなヴィンテージであっても、ドメーヌのフラッグシップ・キュヴェは輝き続けている。大事にされているこのシラーは、13ヶ月樽で熟成され、これまでのヴィンテージと同様に、スパイス、熟れた果実、ヴァニラの香りを放っている。クロイチゴやカシスが、口内で丸みと滑らかさを演出している。僅かにショウガに由来する活き活きとした温かみと共に、繊細で心地良いタンニンがゆったりと広がる。

■アシェット2016年版
 レ・ザスプレ 2012 ★★★

(ドメーヌの説明は前年と同様のため割愛)。ドメーヌのフラッグシップのこのキュヴェは再び脚光を浴びた。前年のヴィンテージに使用した樽で熟成させたシラー。スパイス、黒い果実の並外れた香り。ヒマラヤスギのノートが引き立ち、トリュフのタッチ。柔らかく滑らかなアタックで、カカオや炒ったモカが感じられる。凝縮感があり心地良く、柔らかくスパイシーなタンニンが、並外れたフィニッシュを際立たせ、最高のフィナーレを迎える。若い内でも楽しめるし(カラフでサーヴィスを)、数年寝かしても良い。

■アシェット2015年版
 レ・ザスプレ 2011 ★★★

25haのブドウ畑とそれと同様の大きさのオリーヴ畑、アーモンド、トリュフが生える樫を所有している。ピエール・クロスはミネルヴォアの芸術的な偉大なヴィニュロンで、ガイドの常連だ。“田舎者”と称される彼は、バーデンでパン屋をしていた父と祖父から顧客を敬うことを受け継いだ。加えてアペラシオンの古代品種も受け継いだ。忘れられていた(アラモンのような)古代品種から“マレメ”を造り、別の土地から来た品種を適応させた。ドメーヌの神話的なキュヴェはまたしても表彰台に登った。低収量から造られるシラーはバリックで熟成される。前年のヴィンテージのように、この2011年物は並外れた香りと、熟れた果実やスパイスの温かみがユーカリのノートへと誘う。焙煎やカカオの香りによりたっぷりとしたアタックは薫り高い。凝縮感があり滑らかで、引き締まっていながら上品でスパイシーなタンニンに支えられている。これが並外れたフィニッシュを強調している。真のフィナーレ。
ヴィエイユ・ヴィーニュ2012は3ッ星。100年超のカリニャンから造られ短い間樽熟成する。柔らかいスパイスと果実のコンフィ、フィネスと柔らかさがある。


■アシェット2014年版
 レ・ザスプレ 2010 ク・ド・クール&★★★

このワインはまた嫉妬されるであろう・・・8度目のク・ド・クール(直近は3回連続)に輝いたこのキュヴェは、またしても(ブラインドで)審査員の目をくらませた目玉品だ。最もねたみ深い人はさらに青ざめるであろう。というのも、ヴィエイユ・ヴィーニュ2011も星獲得レースに参戦しているからだ。アスプレに関しては、本物の<芸術品>である。ユーカリやスギの木々を思い起こさせ、温かくも新鮮な香りのハーモニーが混ざり合っている。アタックは、ヴァニラの繊細なノートを併せ持ち、良く熟れた果実味に溢れており、珍しいほどの広がりをもっていて力強い。もし試飲した者がクリーミーだとか、甘味がありグルメだと形容するのであれば、胡椒のニュアンスがあるきれいなタンインを持つ、このワインのストラクチャーの<彫刻的な>力強さも感じているだろう。<永遠>に続くフィニッシュに引きずりこまれる。


■アシェット2013年版
 レ・ザスプレ 2009 ク・ド・クール&★★★

ドメーヌのこのトップ・キュヴェは7度目のク・ド・クールを獲得。ミネルヴォアの本物の<教祖>であるピエール・クロスは、偉大な芸術的なヴィニュロンに属する。ヴィニュロンたちの起源に聖杯を捧げ、仕事を共有し、テーブルにワインの神の栄光を与える。この2009年物は、カシスやクロイチゴ、ヴァニラ、胡椒、シナモンの例外的な強い香りを運ぶ。甘く官能的でさえあり、口中は滑らかな果肉が広がり、<永遠>に続く神がかったフィニッシュ。


■アシェット2012年版
 レ・ザスプレ 2008 ク・ド・クール&★★★

このトップ・キュヴェは6回目のク・ド・クール。しかしながら、当主の父の名を冠した“ピエール・アンリ”2009赤も存在感がある。満場一致でたたえられたこのワインは、胡椒やブラック・チェリー、カカオ、甘草といった豪華なアロマを余すところなく表現している。甘く官能的で、芳醇な口中は壮大なフィニッシュへと導く。幸福がぎゅっと凝縮された1本。


■アシェット2011年版
 レ・ザスプレ 2007 ク・ド・クール&★★★

常に抜かりがない“ヴィエイユ・ヴィーニュ”2008年に続いて、この“レ・ザスプレ”は5回目のク・ド・クールを獲得。1998、2000、2002、2003年に続き、“レ・ザスプレ”は最前列にいる。甘く肉付きが良いこの2007年物は、スパイス、熟れた果実、甘草、カカオといった全てのアロマを一つひとつ感じることができる。凝縮感があり壮大で、若さに加え、味覚を刺激する長く力強いフィニッシュを持つ。これこそこのワインの驚異的な点である。今から楽しむこともできるし、あなた方の子供たちにこの喜びを与えるまで待つこともできる。


■アシェット2010年版
 レ・ザスプレ 2006 ★★

このキュヴェは1位の座を譲らない。これまでで4度のク・ド・クール、そして最終選考まで残ったことも多数。今年皆さんには選択肢がある。なぜなら、“ヴィエイユ・ヴィーニュ”2007も同じく選定されたからだ。タンクで熟成されたこのヴィエイユ・ヴィーニュは、甘く粘性がある中に果実(ブラック・ベリーやカシス)が感じられる。“レ・ザスプレ”に関しては、我々の最も大きな喜びのために最前列にいる。力強くストラクチャーがありたくましいワインで、果実やヴァニラやシナモンに包まれている。この2つのワインはペアになっているのだから、どちらか片方だけ飲むことのないように。

■アシェット2009年版
 レ・ザスプレ 2005 ★★★

評判のラグビーマン、ピエール・クロスはスポーツの原則を自身のワインへ適用している。「勝利するチームは変更しない」。つまり、フィールドで戦うのは同じアッサンブラージュで、第一線にカシス、サクランボ、ヴァニラを置く。アタックは最初から率直で、次に筋肉質だがエレガントなタンニンにサポートされた果実味が感じられる。木樽のノートの上で延長戦が繰り広げられるようなワイン。木樽といっても木製のスプーンなんかではなく、表彰台の上に位置するようなワインだ。


■アシェット2008年版
 レ・ザスプレ 2004 ★★

2002、2003年のように今年このワインがク・ド・クールをもたらさないのであれば、2004年ヴィンテージの中では際立つ度合いが低かったからだ。常に力強くヴァニラやココアに包まれているこのワインは、ヴィロードの理想的なボディーを持ち、スパイス(胡椒やシナモン)の香りがする。炒ったノートの熱を感じ、余韻が長い。確かに芸術家のワインである。



■アシェット2007年版
 レ・ザスプレ 2003 ク・ド・クール&★★★

ラグビーの専門用語で「木片に触る」という言葉がある。至高のタイトルを勝ち取るという意味だ。飲む者を惹き付ける気品があり、力強く、ヴァニラに包まれたこのワインのように。何度目か分からないほどのク・ド・クールを獲得しているピエール・クロスのワインは、話の尽きない審査員から<スケールの大きさ>を認められた。「タンニンやナツメグ、胡椒のスパイスの滝だ。熟れた果実やコンポートの理想的なボディー。炒ったかぐわしい崇高なアロマを放つ温かみがある」と表現されている。無期限の勝利に値すると満場一致の賞賛を呼んだ。“ヴィエイユ・ヴィーニュ”2004にも同じ血が流れており、若さが表れている。これらのワインは熟成するので忍耐強く待つように。



■アシェット2006年版
 レ・ザスプレ 2002 ク・ド・クール&★★★

ピエール・クロスは飛びぬけているだけでなく頭もおかしい!“レ・ザスプレ”が最高の栄誉を受けているとしたら、“ヴィエイユ・ヴィーニュ”2003も強さとキャラクターが際立ち軌道に乗っている。テイスティングした者から<南の偉大なワイン>と評されるこの2002年物は、格調があり、凝縮されていて熱意に溢れている。樽香のアロマが頂点に達している。シナモン、胡椒、ヴァニラのアロマが、カシスやフランボワーズ、スミレの香りを包む。調和が取れていてリッチ。深みがありバランスが取れていて長い熟成のポテンシャルを感じさせる。


■アシェット2004年版
 レ・ザスプレ 2001 ★★

砂岩の偉大なテロワールから造られるこのキュヴェは、余計なテクニックはいらない。ブドウが熟さないうちは収穫は行わず、シラーは殆ど実をつけないが、いつも熟れていて美味しい。そこに、樽に話しかけるセラー・マスターが加わると、赤い果実やコンフィ、プラム、カカオが広がる深みのあるワインが生まれる。全体的にしっかりとしてバランスの取れた骨組みを持ち、ヴァニラ香のあるたっぷりとしたタンニンが感じられる。長く繊細なフィニッシュが続く。もうク・ド・クールの回数は数えないが、またしてもピエール・クロスの素晴らしい成功である。



■アシェット2003年版
 レ・ザスプレ 2000 ク・ド・クール&★★★

これが3年間で2回目のタイトル(ク・ド・クール)を獲得したチームの作品である。素晴らしいテロワール、ヴィニュロンの才能、完璧なブドウ樹。この衝撃の3重唱は、深紅の色調を持ち、力強いアタック、赤い果実、熟れた果実、モモやスモモの香りを奏でる。全体的にがっしりとして、カカオやグリエしたタンニンに支えられた力強い骨組みを持つ。非常にバランスが取れていて、このヴィンテージはたっぷりとして芳醇。フィニッシュは満足のいくスコアを伸ばし大詰めを迎える。


■アシェット2002年版
 レ・ザスプレ 1999 ★★★

偉大な審査員が意見を述べた。「すぐに成功を収めたピエール・クロスこのワインは例外的な1杯だ。彼の“レ・ザスプレ”は100%シラー。ルビー色で美しい外観。スパイス、カフェ、赤い果実、ヴァニラの香りに魅了される。完璧なバランスで、口中は非常にゆったりとしたタンニンが広がる。フィニッシュはオマージュを一周して大詰めを迎える。



■アシェット2001年版
 レ・ザスプレ 1998 ク・ド・クール&★★★

強固なスチールのキャラクターと素晴らしいテロワール!ピエール・クロスは、ガイドのク・ド・クールを見事に獲得したエノログのクロード・クロスの完璧な2世。外観はガーネット色。このキュヴェはアタックの力強さに驚かされる。重々しいタンニンに押されながらヴァニラ、甘草、スミレがフィネスを伴いながら衝撃的な香りを放つ。終わりのないフィニッシュを持つこのワインを好きになる。このワインはあなた方のカーヴに年代記として残るであろう。


◆『ワイン・アドヴォケイト』のコメント◆

■『ワイン・アドヴォケイト ロバート・パーカー談』183号/2009年6月掲載
ピエール・クロスは活発でひねくれ者で情熱的な元ラグビープレイヤー。元々食肉処理場だった広々としたテイスティング・ルームを所有している。 近年私の旅行中に出会ったワインの中では自己主張が強く、アルコール度数が高く、渋みがある。他のコメンテーターにミネルヴォアでトップの生産者と言われているが、正直そこまでの印象は受けなかった。ラベルに闘うヴィニュロンと記載があるが、クロスは非常に創意に富み、自身の鼻と心に正直で自由だ。若樹から造られるネッビオーロやピノ・ノワール(“ラ・リベルテ”と呼ばれる)により拍手を送る。彼のミネルヴォアの一つはミ樹齢100年のカリニャンから造られる。“カリニャン・インク”と書かれたテイスティング・ルームで販売されている。

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