HOME >> 生産者情報 >> シャトー・デュ・セードル(フランス/南西地方) 
↓INDEX↓
シャトー・デュ・セードルの歴史
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ドメーヌ・データ
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セードルのテロワールと
栽培醸造について
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各種ワインガイドの評価
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セードルを取り扱う
著名レストラン
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各キュヴェの詳細
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◆各種ワインガイドの評価◆


『ル・ギド・ベタンヌ&ドゥソーヴ 2015年版』
★4B&D評価
 パスカルとジャン=マルク・ヴェレーギュは1988年から辣腕をふるっている。家族経営で,確実にアペラションの道を突き進んでいる。ジャン=マルクが責任者を務める徹底したブドウ栽培と,パスカルによる非常に緻密な醸造のおかげで,15年来,シャトー・デュ・セードルはカオールの最高峰に君臨している。テロワールの助けもあって,最も良質なクリュの1つとされ,27ヘクタール(うち,赤ワイン使用品種25ヘクタール)の畑を,アペラションで最高の土壌に挙がる2つの土壌の特に著名な第3テラスに3区画を所有している。1つは石灰岩錘丘に位置する粘土石灰と小石で構成されており,ワインにフィネスを与える。一方は赤い砂混じりの砂利質,そして珪素を含む粘土土壌で,力強いカオールに適している。ワインは2012年物からAB(アグリキュルチュール・ビオロジック)の認定を受けている。


★消費者が選ぶコスト・パフォーマンスに優れたワイン=プリ・プレジールに,カオール“シャトー・デュ・セードル”2011が選出されました: 果実の香り,満ち溢れる味わい。偉大なるカオール

*プリ・プレジール:ガイド読者で構成された審査員により,1,200本(2014年実績)の候補のなかからコスト・パフォーマンスに秀でたワインを選出し,ベタンヌ&ドゥソーヴ氏他の最終審査に通過したものだけに与えられる。
『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2015年版』  ★★(2つ星)

 ヴェレーギュ兄弟(パスカルが醸造,ジャン=マルクがブドウ栽培を担当)は,15年以上前からシャトー・デュ・セードルをカオールの指標に育て上げてきた。彼らが例外的なテロワールを享受していることを述べておかなければならない。それは,上品でエレガントなワインを生む“トラン Tran”と呼ばれる石の多い石灰岩の砕石からなる火山円錐丘と,より力強いスタイルのワインを生み出す表土に赤みがかった鉄分を含む砂混じりの砂利の土壌に分かれている。しっかりと成熟した収穫ブドウと精巧な選別に由来する常に濃厚な色調のワインは,品質と安定感において類い希なレベルに到達している。タンニンは魅力的な柔らかさを持ち,熟成はものの見事に管理されている。数多の才能を持つヴェレーギュ兄弟は,テロワールに重きを置くブルゴーニュの哲学と,ボルドーの典型的な醸造技術の見事な融合を具現している。

 カオール“シャトー・デュ・セードル”2011は確固たる個性を持ち,支配的でありながら繊細なマティエールにミントとカカオが感じられる。カオール“ル・セードル”2011は,少し乾いたストラクチャーに閉じた状態のような静かさと奥深さがあるが,非常に力強く太陽のよう。
『ワイン・スペクテーター 2013年10月31日号』
◆カオール“ル・セードル”赤 2010 ★92/100点
 凝縮し,力強い赤。スパイスの効いたダークチェリー,レッド・プラムとラズベリーのゼリーのフレーバー。黒鉛と石板のノートが,ドライ・ビーフのリッチなアクセントを呈しながら,控えめなタンニンのフィニッシュへと続く。今から2017年頃までが飲み頃。
『ワイン・エンスージアスト/2010年1月号』




◆カオール“ル・セードル” 2006 95/100点

ほとんど真っ黒の色調。これは素晴らしく長命なワインである。今の段階では樽香が支配的だが,プラムを思わせる重量感やイチジクのような果実味,甘草,コーヒーの苦味,巨大でドライなタンニンを味わうことができる。
*『ワイン・エンスージスアスト』とは,ワイン・グッズのカタログ販売から始まり,近年はワインの紹介も行うようになった『ワイン・スペクテーター』に並ぶアメリカの主要ワイン雑誌。『ワイン・スペクテーター』同様,年末にトップ100を発表しており,トップ100の上位にランクインしたワインは入手困難になることもある。

「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧称ル・クラスマン)2009年版」
2つ星評価
(南西地方で最高評価。カオールの生産者で唯一の2つ星。)

「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧称ル・クラスマン)2009年版」 ヴェレーギュ兄弟(パスカルが醸造、ジャン=マルクが葡萄栽培)は、15年以上前からシャトー・デュ・セードルをカオールの指標に育て上げてきた。彼らが例外的なテロワールを享受していることは述べておかなければならない。それは、上品でエレガントなワインを生むTranトランと呼ばれる石の多い石灰岩破片の火山円錐丘と、より力強いスタイルのワインを生み出す表土に赤みがかった鉄分を含む砂が混じった砂利の土壌に分かれている。しっかりと熟成した収穫葡萄と精巧な選別に由来する常に濃厚な色調のワインは、品質と安定感において類い稀なレベルに到達している。タンニンは魅力的な柔らかさを持ち、熟成はものの見事に管理されている。数多の才能を持つヴェレーギュ兄弟は、テロワールに重きを置くブルゴーニュ哲学とボルドーの典型的な醸造技術の見事な融合を提供している。
2006年物のキュヴェは、バランスを取るまでに時間が要求される密に詰まったタンニンがあり、今現在は保留。しかし、ワインはポテンシャルには欠けていない。特にグラン・クリュのキュヴェは素晴らしい凝縮度。逆に2005年物は今、完全に開いていて、魅惑的な段階にある。まだ若いにもかかわらず、ワインはマルベックのジューシーな表現を提供してくれている。樽香は今の段階では溶け込んでいて顕著ではない。注目はドメーヌの白ワイン。常に傑出した果実味の長い崇高なアロマの余韻が残る。

「ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス2009年版」
3B&D評価
(カオールの生産者でトップの評価。)

「ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス2009年版」
現在の動乱の中でも、シャトー・デュ・セードルは葡萄栽培と醸造に常に気を配り、全てのアペラションに対し良い手本を示そうとし続けている。パスカル・ヴェレーギュは、完熟のピークでマルベックを収穫し、彼らの素晴らしいテロワールがワインに張り詰めていて繊細で、スパイス的な個性を与える術を心得ている。近年の過剰な抽出は、もはや過去の記憶でしかない。ただ、若いうちはやや過剰なグラン・クリュのキュヴェは、3〜5年以上はセラーで寝かせる必要がある。2006ヴィンテージは2005年物を引き継ぐに値する出来映え。しかし、2007年物はもっと凄いに違いない!

2006カオールGC 16/20点
キュヴェ・プレスティージュより密に詰まったテクスチャー。瓶内熟成のためには強い還元は避けられないだろう。非常に密に詰まったタンニンだが、過剰ではない。長命なワイン。

2006カオール プレスティージュ 15/20点
力強いプラムの香り。樽香の同化は以前よりもより良く成功している。豊満なテクスチャー。1本のワイン人生の素晴らしいスタートだ!

「アシェット・ワインガイド2009年版」
「アシェット・ワインガイド2009年版」 三ッ星&クー・ド・クール(最も心に残るワイン)受賞
(出品された全カオールワインでトップの評価。)

シャトー・デュ・セードル 2005カオールGC
シャトー・デュ・セードルにとっては、この6年の間に3回のクー・ド・クールと、またしても卓越さが証明された。マルベック100%で24ヶ月の熟成を経たキュヴェGCは審査員の全ての票を集めた。非常に深いローブで、焙煎やカカオがベースのフルーティーなハーモニーの取れた香り。力強いがエレガントな口中。完璧にバランスの取れたリッチなワインで、時間と共に豊かになるだろう(少なくとも3〜5年)。同じ造り手のキュヴェ・ル・セードルは柔らかく、美味で、2つ星を獲得。表彰台(クー・ド・クール)でもおかしくなかった。

「ゴーミョー2009年版」
「ゴーミョー2009年版」
パスカルとジャン=マルクのヴェレーギュ兄弟は、低収量と過熟の収穫に特権を与え、ドメーヌを凄まじい列車に仕立て上げようとしている。シャトー・デュ・セードルは、最も新しい技術の実験の場であると同時にカオールワインの中心地でもある。ここではマルベックは王様で、ブリュの丘陵で完璧に表現される。畑の耕耘は行なわれ、化学除草剤の使用は禁止されている。昨年既に試飲したが、1年寝かせた2005年物のプレスティ−ジュは、スミレやブルーベリーの風味によって引き立てられた素晴らしい果実味を提供してくれる。少しの瑞々しさと共にアカシアを思わせるフィニッシュを持つワインである。ル・セードルは、顕著だが重くない樽香と共に、より骨格とスパイス香がある。キュヴェGCは、まだ我々に全てを語ることを拒んでいる。しかし、ゆっくりと開いていくZan(フランスで売られているキャンディー)のような美しいストラクチャーを見せている。無条件の支持者には好まれる大変モダンなスタイル。

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