HOME >> 生産者情報 >> エンリケス・エ・エンリケス(ポルトガル/マデイラ) 

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生産者について
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マデイラ・ワインについて
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ブドウ品種について
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各キュヴェの詳細
■ 生産者について ■

 この生産者の歴史は15世紀まで遡る。当時、“カマラ・デ・ロボス”に土地を所有していたエンリケス家が1420年に“エストレイト・デ・カマラ・デ・ロボス”と“キンタ・デ・グランデ”にブドウを植えたのが始まりである。その後、1850年には正式に会社を設立し、今や島中で最も誉れ高き地区と称される畑から最高のマデイラ・ワインを生産している。1995年には“キンタ・デ・グランデ”の畑を拡大し、島で最大の単一畑を所有することとなった。
■ マデイラ・ワインについて ■

 シェリー、ポートと並ぶ世界三大酒精強化ワイン。その中でもマデイラは特殊で、唯一熟成中に加熱されるワインである。発酵を終えた新酒にブランデーを添加し、17〜20度にまでアルコール度数を上げる。その後、“エストゥファ”と呼ばれる、45℃に設定された温室で最低3ヶ月熟成させ、最後に18℃までゆっくり時間をかけて冷やし、約70%の湿度の中、数年間寝かせる。
■ ブドウ品種について ■

セイシアル
柔らかい白ブドウで、長期熟成を要する辛口のマデイラができる。最も標高の高く火山岩を含む土地で栽培される。このブドウからのマデイラは食前酒として最適。冷やしてもよい。

ヴェルデーリョ
黄金色で果粒が小さく皮が硬い。マデイラ・ワインとしては甘い方だがドライさとナッツのタッチが感じられるものとなる。アペリティフとしてかコンソメ、パテ、ケーキなどと一緒に楽しむと良い。

ブアル
黄金がかった茶色の果実。半甘口のマデイラができ、やや色が暗く、リッチで果実味溢れる、とても芳しいものとなる。デザート・ワインとして甘美だが桃やパイナップルなどのフルーツやチョコレートや濃厚なケーキ、そして味の濃いチーズなどとの相性も抜群。

マルムジー
このブドウの収穫は果実がレーズンのようになってからである。乾燥した土地で栽培され、収穫に耐える硬さの果皮となるよう十分な気温と強烈な日射を与えなければならない。成熟は早く、リッチで色が濃く、蜂蜜のようなワインとなるが新鮮味は失わない。デザート・ワインとして、またチョコレートなどの濃厚な食べ物やコーヒーと共に味わって欲しい。

ネグラ・モール
マデイラ島で200年に亘り栽培されているブドウ品種。果粒が小さな黒ブドウで、栽培される標高によってその甘味が変化する。


■ 各キュヴェの詳細 ■
Madeira Special Dry/マデイラ スペシャル・ドライ
Madeira Midium Dry 3 Years Old/マデイラ ミディアム・ドライ 3Y
Madeira Midium Rich 3 Years Old/マデイラ ミディアム・リッチ 3Y
Madeira Full Rich 3 Years Old/マデイラ フル・リッチ 3Y
Finest Dry 5 Years Old/ファイネスト・ドライ 5Y
Finest Midium Rich 5 Years Old/ファイネスト・ミディアム・リッチ 5Y
Finest Full Rich 5 Years Old/ファイネスト・フル・リッチ 5Y
Madeira Monte Seco 3 Years Extra Dry/
マデイラ モンテ・セコ 3Y エクストラ・ドライ
Sercial 10Y/セルシャル 10Y
Malmsey 10Y/マルムジー 10Y

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