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シャトー・デュ・ドンジョンは3代続く家族経営のドメーヌ。中世には、コ−ヌ修道院の修道士の属領でした。その名前はシャトー・バニョールと、村の中心に位置する噴水のある趣のある塔に由来しています。葡萄畑は、カルカソンヌの北東12キロ、ミネルヴォワのアペラションの西側に位置するバニョールのコミューンのクラムー渓流沿いに広がっています。現在、所有者であるCaroline & Jean Panisカロリーヌ&ジャン・パニス夫妻によって葡萄栽培とワイン造りが行われています。総栽培面積は60ヘクタールで、うち30ヘクタールがAOCワインの生産に、残りの30ヘクタールがヴァン・ド・ペイの生産に当てられています。AOCワイン用の畑は粘土石灰質の丘陵に位置する砂利の台地で、ヴァン・ド・ペイ用の畑はクラムー渓流沿いの沖積土壌となっています。栽培品種は、カリニャン、グルナッシュ、シラー、サンソーをメインに、ヴァン・ド・ペイ向けにカベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、プティ・ヴェルドを栽培しています。暑く乾燥した地中海性気候ですが、大西洋の影響もやや受ける気候になっています。
シャトーでは、傑出したアロマの凝縮を獲得するために、ワインの収量は非常に低く、収穫は葡萄の完熟を待って行なわれます。葡萄は完全に除梗して、発酵槽に入れられますが、選り抜きのカリニャンの葡萄のみカーボニックマセレーションで醸造されます。アルコール発酵は温度管理機能付きのタンクで行い、アロマを完全に抽出するために可能な限り長く行ないます。圧搾の際は、よりフィネスのあるフリーランワインしか抽出しません。シャトーではリュット・レゾネを実践し、持続可能な農業・環境づくりに取り組み、2016年以降、HVE(High Environmental Value)フランス農水省による環境価値重視認定を取得。ラベルにはHVE認証が付いています。コルクはリサイクルが可能な、サトウキビ由来のバイオプラスチックで作られる、ノマコルクを使用。
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■商品ラインナップ■
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Chateau du Donjon "Cuvee Grande Tradition" (AOC)
/ミネルヴォア“キュヴェ・グランド・トラディション”赤
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Chateau du Donjon "Cuvee Prestige" (AOC)
/ミネルヴォア“キュヴェ・プレスティージュ” 赤
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※IGPシリーズ ル・プティ・クは、こちらへ。
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