HOME >> 生産者情報 >> ドメーヌ・ルメニシエ(フランス/ローヌ地方)

↓ INDEX ↓
ドメーヌ・ルメニシエ
--------------------
アペラシオン
コルナス
--------------------
アペラシオン
サン・ペレィ
--------------------
各キュヴェの詳細

■ ドメーヌ・ルメニシエ ■

 ジャック・ルメニシエ/Jacques Lemenicier(写真→)は1964年、アルデシュ/Ardeche生まれ。17歳でコルナスの生産者ロベール・ミシェルの下で学び、樹木栽培の研修をドローム県ニオン/Nyonsにて受ける。1983年、ジャック・ルメニシエは事故に遭ったヴィニュロンからコルナス(8000u)とサン=ペレィ(2000u)の畑を受け継ぐ。北ローヌ、コルナスの代表的生産者のアラン・ヴォージュで働きながら、コルナスに1.2haの若い葡萄樹を借り、さらに1.8haをコルナスに植樹。1989年にボーヌにて醸造学を修め、アラン・ヴォージュ氏の助けを得ながら若きヴィニュロンとして自身のドメーヌ拡大に専念する。年々栽培面積を広げサン・ペレィにさらに葡萄樹を購入し、コルナスでは借地を増やした。コルナスでの小さな醸造所から、2006年には広大な土地建物を購入して移り、幾度と改築を経て近代的な醸造と経営が軌道に乗る。2016年に甥がドメーヌに加わり、新たにレゾネ栽培へと取り組む。  

◆ 創業:1984年
◆ 栽培品種:シラー、マルサンヌ、ルーサンヌ
◆ 樹齢:20〜90年
◆ 使用タンク:ステンレス、樽
◆ 収量:30〜45hL/ha
◆ 年間生産本数:38,000本

■ アペラシオン コルナス ■

 ローヌ河を挟んでヴァランスの対岸、国道N86号線に沿って原産地統制呼称コルナスのワイン産地が広がっている。名前の通りコルナスのコミューンで生まれる赤ワインで、75haに及ぶ葡萄栽培地区は、北はモーヴ、そしてシャトーブールに始まり、南のサン・ペレィの間に位置している。コルナスの葡萄畑は3つに大別することができる。サン・ペレィとの境の南、そして南西に広がる地域で、畑としてはコンブやレ・コートが挙げられる。次に石灰石と粘土が混じる花崗岩質土壌からなる、北東の斜面に位置する地区ソーモンやレイナール、そしてサン・ピエールに代表される西に位置する地区はコルナスでもすぐれたワインを生み出す畑とされている。東、そして南東の葡萄畑は花崗岩質で砂利が多く、大変に水はけの良い土壌に恵まれている。また、シャイヨ、ピエ・ラ・ヴィーニュ、レ・ゼイガスの北西に位置する畑の土壌は石灰石の占める割合が高い。地形は、土壌や気候と共にワイン造りに大きな影響を及ぼすものであるが、コルナスのワインはローヌ北部の他の地区で産まれるワインとは性格を異にしている。周囲を丘陵地に囲まれたコルナスの葡萄樹は厳しく冷たい風から守られ、夏には燦々と輝く陽光の恩恵に預かっている。コルナスは概して、ワインが若い内はどこまでも深く濃いルビー色のローブと、ざらざらした粗いタンニン、堅調なボディが物語るように、逞しく雄々しいワインである。カシスやフランボワーズが混ざり合ったような香りが支配的であるものの、時の流れと共に栗やトリュフ、また、甘草やカシスを思わせるブーケが際立つようになる。過小評価されているものの、偉大な赤ワインの一つであることは間違いない。  

■ アペラシオン サン・ペレィ ■

 地形は、土壌や気候と共にワイン造りに大きな影響を及ぼすものであるが、サン・ペレィのワインはローヌ北部の他の地区で産まれるワインとは性格を異にしている。周囲を丘陵地に囲まれたサン・ペレィの葡萄樹は厳しく冷たい風から守られ、夏には燦々と輝く陽光の恩恵に預かっている。ゆえに香り高く、繊細でバランスの良いワインで酸は弱めである。  

■ 各キュヴェの紹介 ■

AOP Cornas/コルナス 赤
AOP Saint-Peray, Traditionnelle
/サン・ペレィ・トラディショネル 白 ==>> 詳細はこちら
AOP Saint-Peray, Cuvee Elegance
/サン・ペレィ・キュヴェ・エレガンス 白 ==>> 詳細はこちら
AOP Crozes-Hermitage
/クローズ・エルミタージュ 赤 ==>> 詳細はこちら
Copyright@IZUMI TRADING CO., LTD. All rights reserved.