HOME >> 生産者情報 >> ジャン=ルイ・ライヤール(フランス/ブルゴーニュ地方) 
↓INDEX↓
ドメーヌの概要
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ジャン=ルイ・ライヤール
所有区画図
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2023年作柄
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ジャン=ルイ・ライヤール
インタビュー
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各キュヴェの詳細
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創設以来、世界中のワイン愛好家たちを虜にするドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(=DRC)。そのDRCで40年間働いていた母(ロマネ・コンティの畑のブドウの摘み取りを任されていた最も優秀な収穫人の1人)と、同じく37年間働いていた父を両親に持つJean-Louis Raillard ジャン=ルイ・ライヤール。

DRCで数年働いたジョシュ・ジェンセンが創設したカレラをカリフォルニアのDRCとするならば、DRCで巡り合った両親の子に生まれ、DRCのセラーのすぐ裏手に住み、子どものころから両親の仕事(つまりDRCの栽培や醸造)を目の当たりにして育ったライヤールは、まさに「DRCで生まれ、DRCで育ったDRCの息子」と言っても過言ではない。

しかも、ライヤールは毎年DRCの瓶詰めに立会い、試飲も行う権利を持っている。自らもDRCで働き、さまざまなネゴシアンでも働いた経験を持つライヤールは、現在、著名なボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら、自身のドメーヌでワインを造っている。

1968年に元詰めを開始。栽培面積3.5ha、年間総生産量7千本前後という超ミクロ・ドメーヌ。平均樹齢50年超という素晴らしい古樹の畑を所有するライヤールのワイン造りは、有機栽培(完全なバイオダイナミック方法に転換中)、馬による耕作、遅い収穫、低収量、非除梗、高温発酵、澱引き回避、無清澄・無濾過、そして重力に逆らわない瓶詰めなど、正真正銘DRCから踏襲したもの。

温暖化の影響や世代交代により、ブルゴーニュではDRCやルロワ、プリウレ・ロック、ビゾらが実践していた全房発酵の導入が進んでいるが、ドメーヌでは1968年から(レ・パキエを除き)全房発酵にこだわる。ブドウの果梗の成熟を見極めてから手摘みで収穫、畑とセラーで2回に及ぶ選果の後、自然酵母のみで発酵。前半はオープン・トップで1日2回の櫂入れを機械ではなく足で行う(後半は1日1回)。5日前後の果皮浸漬(キュヴェゾンのトータルは約2週間)を経て圧搾、シリュグ社製のアリエ産バリックでシュール・リーの状態で熟成。その後、高気圧の時期に澱抜きを行い、さらに1ヵ月後の同じく高気圧の時期に無清澄・無濾過、重力を利用して直接樽から瓶詰めしている。

↓ジャン=ルイ・ライヤールの所有区画図は、別ウィンドウにてご確認下さい。
各キュヴェに呼応するクリマ(栽培面積・平均樹齢)の詳細をご確認いただけます。

当主のコメント
ヴィンテージ2023は、豊かな収量と優れた品質に恵まれたヴィンテージであり、非常に高いアルコール度数を持つ年でした。ワインは美しい構造を持ち、シルキーなタンニンを感じることができます。アルコール度数が高いにもかかわらず、熱っぽさはなく、控えめな樽香と熟したグリオットチェリーの支配的なアロマが特徴です。

Vosne-Romanee 1er Cru Les Beaux Monts AOC, Rouge
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Vosne-Romanee AOC, Rouge
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Bourgogne Les Paquiers AOC, Rouge
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