HOME >> 生産者情報 >> ポデーレ・モナステロ(イタリア/トスカーナ州)
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↓INDEX↓
◆ドメーヌの概要◆
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◆ラ・ピネタと
カンパナイオの区画図◆
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◆『デカンター '09年5月号』
掲載記事◆
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◆アレッサンドロ
・チェライの経歴◆
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◆アレッサンドロ
・チェライ インタビュー◆
◆各キュヴェの詳細◆
 遂にイタリア史上最高のピノ・ノワールが誕生した。名実共にボルドーの格付け第1級筆頭に君臨するシャトー・ラフィット・ロートシルトとのジョイント・ヴェンチャーで誕生したロッカ・ディ・フラッシネッロ Rocca di Frassinelloの現醸造長アレッサンドロ・チェライ Alessandro Cellaiが、キァンティ・クラッシコの中心地カステリーナ・イン・キァンティ Castellina in Chiantiに個人所有するわずか1.5haの畑から生まれたピノ・ノワールだ。

 イタリア最高のピノ・ノワール造りに情熱を燃やしていたチェライは2000年にポデーレ・モナステロ Podere Monasteroを設立。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの苗木家を招聘して畑を造成,ロマネ・コンティの畑と同じブルゴーニュ最高の777クローンのピノ・ノワールの苗木を植樹してワイン造りを始めた。その執念は初ヴィンテージから早くも実を結んだ。イタリアのピノ・ノワール100%のワインとしてパーカーが史上最高得点となる92点を与えたのだ。しかも,『ワイン・スペクテーター』でも2年連続90点という高評価を獲得。ジャコモ・タキスも『デカンター 2009年5月号』でチェライを《明日のイタリアのスター》に指名すると同時に,彼のピノ・ノワールを大絶賛し,正真正銘イタリア史上最高のピノ・ノワールであることが認められたのである。

 実はパーカー・ポイント92点はブルゴーニュ・ワインにとっても極めて高いハードルである。なぜなら,2005年物のブルゴーニュでPP92点を獲得したワインには,ジャン=イヴ・ビゾのヴォーヌ・ロマネ1級,アンリ・ジャイエの孫娘であるセシル・トランブレーのヴォーヌ・ロマネ“ヴィエイユ・ヴィーニュ”,アンリ・ペロ=ミノのヴォーヌ・ロマネなど,そうそうたる顔ぶれが並ぶからだ。また,チェライは残りの1.5haの区画でカベルネ・ソーヴィニョンとメルローを栽培。尊敬するタキスが手掛けたサッシカイヤやパートナーであるシャトー・ラフィット・ロートシルトを彷彿とさせる重厚なボルドー・スタイルのワインを造っている。こちらも、初ヴィンテージから『ワイン・アドヴォケイト』と『ワイン・スペクテーター』の両誌で同時に90点を獲得している素晴らしいワインだ。

 1990年代初頭,ボルドー右岸では先駆者シャトー・ヴァランドローを皮切りに次々とガレージワインが誕生したが,トスカーナでそれ以上の超レアなガレージ・ワインが出現した。ぜひ,ポデーレ・モナステロのワインをご堪能下さい。
 ポデーレ・モナステロは2つの偉大なワインを造るという目的のために,醸造家のアレッサンドロ・チェライにより2000年に設立された。畑はトスカーナの中心地カステリーナ・イン・キァンティの町の北側の標高500mの場所に位置する。この辺り一帯は昔からチェライ一族が所有していたが,2000年の親族分与で現在のポデーレ・モナステロの土地をアレッサンドロが取得した。モナステロとは修道院の意味。昔,この土地に修道院があったことから「ポデーレ・モナステロ」と命名された。
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 ピノ・ノワールはイタリアの環境には適さないと言われている。しかし,世界最良の品種の1つであり,比類のない上品さとハーモニーを持ったワインを生み出す。ポデーレ・モナステロの挑戦は,ピノ・ノワール以外のブドウ品種で有名なトスカーナで,いかにして素晴らしいピノ・ノワールのワインを造るかということだった。そのため,土地の選択が最も重要な要素で,クローンや台木選びと同様に入念な調査が行われた。地質調査はフランスの最も有名な苗木家で,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやドメーヌ・ルロワの専属苗木家を務めているペピニエール・ギョームによって行われた。苗木はロマネ・コンティの畑で栽培されている最上のピノ・ノワールのクローンである777をペピニエール・ギョームから提供してもらい,カベルネ・ソーヴィニヨン(クローン169),メルロー(クローン181)と共に2001年に植樹をした。すべて最上のフレンチ・クローンの苗木。

 現在,ブドウ畑は3ヘクタールで,そのうちの1.5ヘクタールでピノ・ノワール,残りの1.5ヘクタールでカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが1/2ずつ栽培されている。ピノ・ノワールが栽培されているラ・ピネタの畑は,アラビア Arabia川という小川に沿っているため昼夜の寒暖差が大きく(夏は昼35度,夜15度),周りの土地よりも気温が低い冷涼なミクロクリマを備えている。加えて土壌は石灰質で,東向きの斜面という,まさに偉大なブルゴーニュのコート・ドールのようなピノ・ノワールに最適のテロワール。温暖なトスカーナでピノ・ノワールの栽培が可能になった最大の理由は,この特異稀なミクロクリマにある。一方のカンパナイオは,ラ・ピネタから500-600m離れた丘のほぼ頂上にある南向きの畑。ここはメディオインパストと呼ばれる石灰と砂質の土壌で構成される。

 栽培は化学物質を使わない有機農法を実践している。薬品として使用しているのは唯一ボルドー液のみ。また,害虫などの駆除にはバチルス・チューリンゲンシスの散布で対処している。



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La Pineta IGT Toscana, Rosso
/ラ・ピネタ(IGT トスカーナ) 赤 2015  *10周年記念ラベル ==>> 詳細はこちら
Campanaio IGT Toscana, Rosso
/カンパナイオ(IGT トスカーナ) 赤 2015 ==>> 詳細はこちら

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