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1895年に設立されたペピニエール・ギョーム/Pepinieres GUILLAUMEは、ブドウの苗木の生産において現在フランス第1位、世界第3位の会社。特にシャルドネとピノ・ノワールに関しては世界のリーディング・カンパニーに位置付けられている。現在、およそ50種の品種、200種のクローン、15種の台木を取り扱っている。それぞれの苗木の生育条件と土壌に合わせるために、本拠地のフランシュ・コンテ地方以外のフランス全土に台木用、苗床用、そして苗木用の畑を所有し、年間1,700万本の苗木を育て、世界中に輸出している。
ギョーム家の苗木の質は超一流のワイン生産者によって広く認知されており、顧客には、
◆ブルゴーニュ:ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、ドメーヌ・ルロワ、
アンリ・フレデリック・ロック、ジョルジュ・ルーミエ、メオ・カミュゼ、コント・ラフォン、 ドメーヌ・ルフレーヴ
◆シャンパーニュ:サロン、クリュッグ、ボランジェ、ジャック・セロス、ルイ・ロデレール
◆ロワール:ニコラ・ジョリー、ディディエ・ダグノー
◆アルザス:ツィント・ウンブレヒト
◆イタリア:ガヤ、アンティノーリ、カ・デル・ボスコ、イゾレ・エ・オレーナ、 ジャン・フランコ・ソルデラ
などが名を連ねている。
例えば、DRCは25年来の顧客であり、ジャック・セロスとは12年前から一緒に仕事をしている。今から十数年前にクリュッグの“クロ・デュ・メニル”の一部が、クローン121と95の穂樹に植え替えられた。その際、接ぎ木はギョームの元で行われた。サロンとは数年前から取引がある。それまではサロン自身で接ぎ木を行っていたが、技術的及び衛生的理由から、その仕事をギョーム家に依頼するようになった。現在、サロンと共同でオーダーメイドの接ぎ木作業を行っている。
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↓フランシュ・コンテ地方シャルセンヌ(右下地図中赤丸の場所)にある ペピニエール・ギョーム本社↓ |
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