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ロマネ・コンティのオベール・ド・ヴィレーヌ、ドミニク・ラフォン、シャトー・ディケム元支配人、ジェラール・シャーヴなど、わずか一握りの頂点の造り手のみが会員として名を連ねるフランス・ワインの伝道、<アカデミー・デュ・ヴァン・ド・フランス>への選出というビッグ・ニュースに続き、2010年10月には、さらなる大きなニュースがあった。なんと、マリオネの半生が綴られた本が、フランスで出版されたのだ。
『ラマトゥール・ド・ボルドー』などに寄稿する著名なワイン・ジャーナリスト、バルテレミー/Barthelemyが執筆したこの本は、「品種の魔術師アンリ・マリオネ」と題され、225ページ1冊丸ごとアンリ・マリオネのワイン人生について、数多くの写真とともに紹介されている。
シャトー・マルゴーやロマネ・コンティなど大資本のシャトーやドメーヌではなく、しかも本人の現役中にこのような本が出版されることは極めて異例の快挙である。アンリ・マリオネは、今や完全にトゥーレーヌの「生きる伝説」となったといえる。
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左より
・158ページ:1982年、当時のパリ市長ジャック・シラクとともにパリ市庁舎で新酒を発表する アンリ・マリオネ
・169ページ:エリザベス女王に謁見するアンリ・マリオネ
・183ページ:1992年、マルセル・ギガル、アンリ・マリオネ、ジョルジュ・デュブッフ、 アラン・ブリュモン・シャルル・ジョケの5人がワイン・サミットに集結
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